私ども古美術骨董えんやは東京都墨田区において、絵画・掛軸・骨董品・古美術品・中国古美術品・中国古書画・中国掛軸・茶道具・茶器・西洋アンティーク・遺品整理品から出た遺品の整理品・その他のお品物の出張買取、持込み買取(東京都渋谷区広尾本店)宅配買取を行っております。またメール・LINE(ライン)にて簡単無料画像査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
墨田区には、表千家の茶道教室がいくつか存在しています。表千家とは茶道の流派の一つのことで千利休を祖とする千家の家督を継いだ千家流茶道の本家です。
このかの有名な千利休は日本人のだれもが今までに一度は耳にしたことがある名前でしょう。彼は戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した商人でもあり、茶人です。侘茶の完成者として有名で、茶聖とも称されています。また茶湯の天下三宗匠として今井宗久、津田宗及とともに称されています。彼は本能寺の変の後豊臣秀吉に仕え、一時は秀吉の思い信任も受け、黄金の茶室の設計や、出家した僧侶や世俗を避けた者たちが集まる居住という意味のある草庵の茶室、また楽茶碗の取入れなどをしてわび茶への完成へ勤めていました。侘茶とは茶の湯の一方式でそれまでの書院による豪華で広々とした形式に代わって簡素で簡略の境地、つまり詫びを重んじ書院造から茶室だけを独立させ た新しい形式の茶の湯のことです。しかし千利休はある時秀吉の逆鱗に触れてしまい切腹を命じられることとなり享年七十年でこの世を去りました。そうなってしまい長い時が過ぎた今でも千利休の成したことは語り継がれています。
墨田区出身の日本の代表的画家のひとりに葛飾北斉がいます。彼は宝暦10年(1760年)に現在の墨田区亀沢付近で生まれ、90年の生涯のほとんどを墨田区内で過ごし、『富嶽三十六景』や『北斎漫画』などの代表作を残しました。浮世絵師は、室町時代中期から江戸時代末期まで約400年にわたって活躍し日本絵画史上最大の画派であり、その子孫は織田信長や豊臣秀吉らに仕えたとされる狩野派や朝廷の御用絵師であった土佐派出身の絵師が多くいます。有名な浮世絵師には十返舎一九、菱川師宣、喜多川 歌麿、歌川 広重などがいます。
鏑木清方(かぶらき きよかた)、伊東 深水(いとう しんすい)、川関余水らに引き継がれて現代に至っています。
また、墨田区は、「物づくりは文化である」とし、工芸職人13人が集まって伝統職人技術の保存、発展、認識向上を目的に発足した墨田区伝統工芸保存会があります。その中の代表的な工芸に江戸切子があります。江戸切子とは、ガラスの表面に金盤や砥石を用いて、 いろいろな模様をカットする技法、つまりカットグラスのことであり、平成14年には国の伝統的工芸品に指定されました。天保五年江戸大伝馬町のビードロ屋加賀屋久兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻を施したのが江戸切子の始まりと言われていますが、もともとは明治政府の殖産興業政策の一環として日本での近代的な硝子生産が促進され、そののちに長崎を通して海外からやってきた職人の技と江戸の職人の技が融合してできたものが江戸切子だといわれております。当時のメーカーには現在の東洋佐々木ガラス、岡本硝子などがあり、現在では墨田区出身のTHE ALFEEの坂崎幸之助を江戸切子親善大使に設け、更に7月5日を江戸切子の日に設定しました。
そんな歴史にゆかりのある墨田区において私ども『古美術骨董えんや』は、茶道具・絵画・骨董品などの査定・買取を行っております。是非お持ちのお品物に対するご相談・ご売却・買取査定のご要望はえんやまでご連絡ください。
また遺品の整理、遺品の売却買取査定のご依頼を数多く受けておりますので、お気軽にご相談ください。