新宿区骨董品・古美術品買取査定

　東京都新宿区には彫刻の作家として名のある方が居を構えています。彫刻家の「高田 博厚」「富永 直樹」や「山本 豊市」の名が挙がります。

　高田博厚は、幼少期から文学・哲学・芸術に長けた青年で東京に上京した後に、高村光太郎をはじめ岸田劉生・中川一政などに親睦を深めます。ある時、高田が描いた自画像を高村に観てもらう為、鵠沼に訪れた際に岸田劉生の作品をみて心の中で驚愕してしまいます。あまりにも実力の差がある事を痛感した高田は、画家の道を諦め彫刻家になる事を決意したと言われています。大学を退学後は、彫刻制作に励み昭和2年・3年と続けて「大調和美術展」に作品を出品します。その後、昭和6年～昭和32年までの間をフランスに渡り制作活動を行います。フランス滞在時も国画会には、パリから出品を続けます。帰国後は、新宿区下落合にアトリエを構えます。彫刻作品を制作しながら、高村光太郎賞審査員や日本美術家連盟院など後進の育成にも尽力した作家の一人です。

　富永直樹は長崎市に生まれ、地元での官展出品作の彫刻に感銘を受け、彫刻家をめざします。東京芸術大学では北村西望に師事し、彫刻家朔部を主席で卒業します。オーギュスト・ロダンより、アントワーヌブールデルに私淑し、服を着た男性像を多く製作しました。1984年に文化功労者、1989年には文化勲章を受章しています。又、山本豊市も新宿区生まれの彫刻家です。19世紀後半から20世紀にかけて活躍したフランスの彫刻家「アリスティド・マイヨール」のもとで4年間学び帰国後は、漆工の「乾漆」技法を用いた独自の作風を確立し数多くの作品を生み出しています。この様に東京都新宿区は工芸作家に縁のある地域でもあります。

【新宿区での強化買取作家】
富永直樹・高田博厚・山本豊一・岩田藤七（ガラス）・植松抱民(蒔絵師・荒木町)

　古美術骨董えんやでは新宿区を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。なかでも多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、人気作家として知られています。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ！」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。新宿区まで出張させていただき、買取いたします。

　主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
【骨董市場で人気の美術品と工芸品】
陶芸・染織・漆芸・人形・刀剣・彫刻・金工・ガラス・木竹・截金・武具や甲冑

　一方、古美術骨董えんやが、新宿区のお客様から選ばれる理由の一つとして、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。代表例として、中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、文房四宝（硯、墨、筆、筆洗い、文鎮、筆架、硯屏、印材、筆筒など）や中国仏教美術、青銅器が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに新宿区にお住いの方から定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　中国から朝鮮半島に伝来したとされる「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」も買取・売却で人気のある骨董品です。

　そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
以下の作家が代表例の一部です。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻：パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス：エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器：バーナードリーチ、ルーシーリー

　中国や朝鮮に限らず、アメリカンビンテージーやヨーロピアンカントリーをはじめとする世界各国の買取実績も豊富です。また、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。東京都新宿区で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。