私ども古美術・骨董えんやでは、東京都北区において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。東京都北区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
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東京都北区田端は、芸術家や文士があつまる地として、名をはせた歴史があります。明治の末より明治の初めまでの間、北区田端を中心に多くの画家や、陶芸家、小説家、彫刻家、俳人、詩人、漆芸家、鋳金家、漫画家、評論家などが集まり、交流を持ちました。その中で中心的な役割をはたしたのが、陶芸家の板谷波山です。板谷波山は明治5年(1872年)茨城県真壁郡下館町に生れます。東京都美術学校彫刻科に入学し木彫を学びます。板谷波山は26才の時、陶芸に転向し、31才の時、北区田端に自宅と工房を構え、号を郷里の山、筑波山にちなんで波山と名付けます。34才の時、北区田端で初めて焼成に成功し、日本美術協会展に出品。その内一点を益田孝(増田鈍翁)が買い上げました。その後、葆光彩磁を発明し、文化勲章を受賞します。重要無形文化財保持者(人間国宝)にも推挙されますが、「自分は伝統文化を継承するものではなく、芸術家である」という理由から辞退しています。
板谷波山は1961年惜まれながらも、北区田端の自宅にて永眠します。91才の生涯でした。同じく陶芸家の浜田庄司も東京都北区に縁のある作家です。浜田庄司(濱田庄司が本名)は、1894年(明治27年)神奈川県川崎市高津区に生れます。浜田庄司が工芸家を目指すきっかけになったのは、近所に住んでいた1才年上の画家、木村荘八に見せられた本の中での語られたフランス絵画の巨匠ルノワールの言葉でした。「生活の役に立つ工芸」「フランスの画家の半数は工芸家になったほうがいい」このルノワールのフレーズにより画家志望だった浜田庄司(濱田庄司)は、陶芸家を志すことを決意します。そして東京都台東区蔵前にあった、東京高等工業学校(現東京工芸大学)窯業科に入学し、生涯の友、河井寛次郎と出会い、又、実技講師であった板谷波山の指導を受けます。そして東京都北区田端にあった板谷波山の自宅兼工房に通い、板谷波山のエッセンスを吸収します。東京工業大学を卒業後、河井寛次郎の助言により、京都市立陶磁器試験場に勤務し、釉薬の研究に没頭します。1917年、東京都千代田区神田にて開かれていたバーナードリーチ展を訪れた際にバーナードリーチと知己を得ます。バーナードリーチはイギリス人陶芸家で、当時、千葉県我孫子市にあった柳宗悦の自宅庭で作陶を行っていました。その縁で柳宗悦や詩人の志賀直哉と親しくなります。1920年、バーナードリーチとともにイギリスへ渡り、かの地で3年間作陶し、イギリス民芸を知ります。帰国後、京都の河井寛次郎宅で滞在したのち、栃木県益子で作陶活動に入ります。余中、沖縄を訪問し、沖縄民芸を体得し、金城次郎を見出します。戦時中、バーナードリーチとの親交により、スパイの容疑をかけられたりもしました。1955年、重要無形文化財保持者に、1968年、文化勲章を受賞します。
古美術・骨董えんやでは、ここに挙げた板谷波山、濱田庄司、河井寛次郎、バーナードリーチ、柳宗悦、金城次郎などの東京都北区に縁のある作家達の作品を買取、査定、鑑定致します。お手持ちの作品をご売却の際はぜひ古美術・骨董えんやまで買取、査定をご依頼下さい。又、相続によって譲り受けた遺品のお品物であっても、使用する方がいらっしゃらない場合や申し訳ないけど趣味が合わない相続品、全く興味がない場合やもうすでに持っている場合、置く場所や管理する場所がない場合など相続した遺品の行く末にお悩みの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
その様に相続後、遺品の整理にお困りの際は古美術骨董えんやまでご相談下さい。さらに相続相談を引き受けていらっしゃる弁護士、税理士、司法書士などの方々からも多くのご相談を承っております。弁護士、税理士、司法書士の方からのご相談も心よりお待ちしております。その他、不動産業、解体業の方々からのご依頼もお待ちしております。不動産売却販売物件先、または解体現場まで出張にてお伺いし、買取査定致しますので何なりとご相談下さい。まずは買取専用フリーダイヤル0120−808−896またはメール、LINE(ライン)画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。