私ども古美術・骨董えんやでは東京都品川区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。品川区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
東京都品川区大井には、品川区立品川歴史館があります。この品川区立品川歴史館は品川区にかかわる郷土資料を保存し活用することにより、品川区民の文化の向上を計ることを目的として1985年に開館しました。品川区立品川歴史館の敷地内には、松滴庵という茶室があります。松滴庵は昭和初期に安田財閥の安田善助によって建造された茶室です。文化の日には、品川区華道茶道文化協会の協力で品川区立歴史館書院において抹茶を楽しむことができ、茶室「松滴庵」の一般公開も当日限りですが行われます。
又、東京都品川区北品川の東海寺には、裏千家六代「泰叟宗室六閑斎」が眠っています。六代泰叟宗室六閑斎は、裏千家五代「常叟宗室不休斎」の長男として1694年に生まれます。11才の時、父「不休斎」が没したため裏千家六代を襲名します。表千家の覚々斎如心斎にも師事し、茶道の修行にはげみます。松山藩の若頭として活躍している最中に、33才の若さで江戸にて亡なりました。そして、品川区にある東海寺に葬られました。この他にも、表千家、裏千家、武者小路千家を始め、各流派の道場、茶室、教室などがあり、品川区は茶道に親しむ機会の多い地域と言えるでしょう。
また、品川区の御殿山には、茶人としても名高い旧三井物産の創業者でもある「益田孝(鈍翁)」の邸宅内にあった茶室「応拳館」がありました。昭和8年に寄贈され他の地へ移築され現代でも、月に1~2回程度茶室ツアーや茶会での貸し出しなど、多くの茶道愛好家の憩いの場として活躍しております。東京都品川区にお住まいの方やお近くに訪れた方は、安田善助や益田鈍翁が愛用していたお茶道具を楽しまれては如何でしょうか。
茶道は元々中国大陸より鎌倉時代に僧の栄西が禅とともに伝来させたと言われています。室町時代になると、唐物と呼ばれる「中国茶道具」「中国茶器」が好まれ、書院の茶が将軍家や貴族、公家の間に普及します。それ以来、千利休後のわび茶においても唐物、中国茶道具、中国茶器は、茶道において非常に大切にされ好んで使用されてきた歴史を有します。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ品川区で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、品川区においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門(初代長次郎)
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。東京都品川区を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【品川区での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、茶掛軸、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。芸術的・希少的な価値がある物が高額で買取されます。
品川区にお住いの方で、ご両親やご親族が茶道に精通されお稽古道具などが残っている場合は、茶道具買取えんやにお声がけ下さいませ。お使いになられていたお茶道具で価値のあるものがあるかもしれません。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、東京都品川区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。品川区近隣エリアも出張可能ですのでお声がけ下さいませ。