東京都文京区内出張買取・店頭買取・宅配買取

?文京区では、区内の文化振興を促進する目的で年間を通して伝統芸能や書道、俳句、美術など、日本の伝統的文化にかかわる事業が数多く行なわれているようです。数多くある流派の中でも、詫びに徹することを好しとする江戸千家の創始者川上不白を祖と仰ぐ江戸千家宗家蓮華庵があります。江戸千家とは川上不白が寛延3年（1750年）に京都から江戸に渡り、千家の茶を伝えた茶の湯の流儀です。彼はそれまでの茶の湯の考え方に江戸っ子の風を入れこみ新しい江戸間の茶の湯を編み出しました。以来250年近くにわたって川上家の代々が様々な派生などを生みつつ、その流儀を伝えております。

?また、文京区には弥生美術館と竹久夢二美術館という隣接しあう二つの有名な美術館があります。弥生美術館では明治末から戦後にかけて活躍した挿絵画家をはじめ、挿絵・雑誌・漫画・付録など古き良き大正ロマン・昭和モダンの世界が展示されています。竹野夢二美術館は、鹿野琢見の竹久夢二のコレクションが展示されています。竹久夢二は大正ロマンを代表する画家で、数多くの美人画、広告宣伝物、日用雑貨などを残し、近代のグラフィックデザインの草分けの一人とも言われています。この美術館の建てられている文京区本郷は竹久夢二が滞在した菊富士ホテルがかつてあり、今なお昔の風情を持ちつつ存在しています。

?文京区には、日中友好を目的として創始された日中友好会館美術館があります。この美術館では、水墨画や中国画、書道展を中心にした様々な展覧会が開かれていて、これまでに中国新徽派（しんきは）版画や主にチベットで仏教に関する人物や曼荼羅などを題材にしたタンカ、敦煌壁画、中国書画、油絵など様々な種類の美術をなどが取り扱われてきました。中国の伝統絵画の中国画は、日本画に大きな影響を与えました。岩絵の具を重ねて描く重彩画や宮廷絵画の流れをくむ工筆画などがあります。中国画に描かれている人たちの表情はどの画においても同じような表情をしているので見る人によって感じ方が全く異なります。中国画は目に見えるものをそのまま描くことよりも、むしろ人の内面や雰囲気といった精神的なものを描くことが重視され良しとされてきたためです。そのため自分次第で絵をとらえ、想像し、考えることができるのが中国画の良さの一つでもあります。

?このように昔の絵画と土地的にもかかわりの深い文京区において、私ども古美術・骨董えんやは絵画・茶道具・骨董品・西洋アンティーク、その他の買取りを実施しております。東京都渋谷区広尾本店への持ち込み買取はもちろん、出張買取もいたします。全国出張可能で、北は北海道から南は鹿児島まで出張買取実績がございますので地方のご実家などでのお片付けの際なども、ぜひ古美術・骨董えんやにご相談ください。