新潟県アンティーク、その他買取査定

　古美術・骨董えんやでは西洋アンティークや贈答品、不要品等の買取・査定の他に、染色織物などの伝統工芸品の買取・査定にも力を入れております。

　新潟県には多くの伝統工芸品があり、新潟県の気候風土を生かし発展してきた工芸品は、現在でもその技術を人から人へと大切に受け継がれています。その中でも染織織物は、羽越しな布、塩沢紬、本塩沢、小地谷縮・越後上布、小地谷紬、十日町絣、十日町明石ちぢみの七品目が登録されています。羽越しな布は山形県鶴岡市関川と新潟県村上市山北地区の二県にまたがり生産されています。羽越地域の山間部に生育するシナノキ、オオバボダイジュ、ノジリボダイジュの樹皮から取れる靭皮繊維で糸を作り、織り上げたものです。丈夫で水に強いため昔は袋物や漁網に使われていました。現在は、バッグや帽子、夏の帯地などに加工されています。新潟県南魚沼市周辺では塩沢紬と本塩沢が生産されています。塩沢紬はふっくらとした地風に細かな絣模様が織られている紬です。本塩沢は塩沢御召とも呼ばれ、細かなシボが特徴でシャリ感がありさらりとした肌触りの絹織物です。新潟県小千谷市周辺では小千谷紬と小千谷縮・越後上布が生産されています。小地谷紬は小地谷縮の技法を生かして作られる織物です。真綿糸による軽く暖かみのある地風と、多彩な絣模様が特徴の紬です。また、小千谷縮・越後上布は1955年に国の重要無形文化財に指定され、2009年にはユネスコの重要無形文化遺産に登録されました。小千谷縮・越後上布は平織りの麻織物ですが、小千谷縮は緯糸に強い撚りをかけ、強い撚りの糸は水に濡らすと撚りを戻す性質を利用して布の表面にシボと呼ばれる凹凸があるのが特徴です。

　現在、重要無形文化財の認定を受ける小千谷縮・越後上布の年間生産反数はとても少なく、大変稀少な織物となっております。新潟県十日町市周辺では十日町絣と十日町明石ちぢみが織られています。十日町絣は江戸幕府の御用達となった越後縮の技を受け継いだ絹絣織物です。緻密な絣で伝統的な柄から現代的な柄まで色柄も様々です。十日町明石ちぢみは十日町市で織られる夏用の絹縮です。シャリ感のある透ける生地に矢絣文様を代表とするクラシカルな雰囲気が魅力の絹織物です。この様な伝統と文化のある新潟県には、羽越しな布、塩沢紬、本塩沢、小地谷縮・越後上布、小地谷紬、十日町絣、十日町明石ちぢみなどの着物や帯をお持ちの方も多いのではないでしょうか。お持ちの羽越しな布、塩沢紬、本塩沢、小地谷縮・越後上布、小地谷紬、十日町絣、十日町明石ちぢみの着物や帯をご売却の際は古美術・骨董えんやまで買取・査定をご用命下さい。新潟県まで出張にて買取・査定にお伺い致します。

　又、相続によって譲り受けた遺品のお品物であっても、使用する方がいらっしゃらない場合や申し訳ないけど趣味が合わない相続品、まったく興味がない場合やもうすでに持っている場合、置く場所や管理する場所がない場合など相続した遺品の行く末にお悩みの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。その様に相続後、遺品の整理にお困りの際は古美術・骨董えんやまでご相談下さい。さらに相続相談を引き受けていらっしゃる弁護士、税理士、司法書士などの方々からも多くのご相談を承っております。弁護士、税理士、司法書士の方からのご相談も心よりお待ちしております。その他、不動産業、解体業の方々からのご依頼もお待ちしております。不動産売却販売物件先、または解体現場まで出張にてお伺いし、買取・査定致しますので何なりとご相談下さい。まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。