川喜田 半泥子の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ
古美術骨董買取えんやは、創業以来「川喜田半泥子」の陶芸作品をお取扱いさせて頂いております。川喜田半泥子は、近代陶芸界に多大な影響を与えた陶芸家の一人です。作風は、自由奔放でありながら奥ゆかしさを感じられ観るものを飽きさせません。生涯で制作した作品は、茶碗を中心に水指・香合など3万点以上と言われております。
一般的に芸術家への道を歩む場合、芸術関連の学校に通い様々な技法や歴史を学び、その先に芸術を生業として生きていくのですが、川喜田は50歳を越え千歳山に窯を築き作陶に没頭していきます。只、彼は一生涯において素人というスタンスを崩す事はなく自身が制作した作品を売る事はありませんでした。
従って作品の出所は全て彼とゆかりのある個人所蔵が殆どです。その他に、地域文化・社会福祉を目的に川喜田が設立した「財団法人 石水会館」に川喜田家が長年、蒐集してきた「茶道具」「日本画」「洋画」を含め、川喜田自身の作品「つぶれ壺 銘:ふくら雀」「粉引茶碗 銘 たつた川」など名品が数多く展示されておりますので、興味をお持ちの方は是非ご来館され川喜田作品に触れてみてください。
又、川喜田半泥子と言えば陶芸作品が有名ですが、実を言うと書画も人気が高くユーモア溢れる作品を数多く書いています。特に、英文を漢字に変えた書画は唯一無二ではないでしょうか?代表作に、「How are you?」を「波和遊」や「Come again」を「喊阿厳」など独創的な作品は観る人を存分に楽しませる作品ばかりです。
陶芸・書画買取えんやは、川喜田半泥子が作陶した陶芸作品ならびに書画を日本全国を対象に出張買取させて頂きます。陶芸家本人と生前にご縁がありお客様に贈答された茶碗・花入れなど鑑定買取させて頂きます。
川喜田 半泥子の買取は美術工芸品・作家物買取えんやにお任せください。
鑑定人 | 遠藤大祐 |
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出身高校 | 法政二高 [ 野球部OB ] |
出身大学 | 法政大学社会学部 |
趣味 | 歴史の勉強及びゴルフ |
特技 | 鑑定及び野球・囲碁 |
加盟団体 | 東京商工会会員/東京美術倶楽部 桃李会会員/東京美術倶楽部 親和会会員/全国美術商連合会会員/東京美術倶楽部 桃椀会会員/東京美術倶楽部笹塚会 |
「東の魯山人・西の半泥子」と称された偉大な陶芸家【川喜田半泥子】
陶芸家「川喜田半泥子」は、明治11年に三重県津市で生まれる。川喜田は、15代続く伊勢商人(豪商)での家で育ちますが、父は彼が1歳になる前に亡くなっており18歳で川喜田を生んだ母は、未亡人になるには若すぎると実家に戻された事で両親では無く祖母に育てられる事になります。早稲田大学を卒業後は、家業の一つであった百五銀行の取締役に就任し、大正8年~昭和20年まで頭取を職に就く。その他に「津市議会議員」「三重県議会議員」も務めていました。
川喜田は、実業家でありながら「和歌」「茶の湯」「国学」「本草学」に造詣が深く、美食家としても知られ、書道家・画家・陶芸家・美食家など様々な肩書を持っていた「北大路魯山人」と同じ時代を生き「東の魯山人・西の半泥子」と称された程です。
川喜田半泥子の略歴
1878年 | 三重県津市にて生まれる |
1903年 | 百五銀行取締役に就任 |
1909年 | 三重県津市会議員 |
1910年 | 三重県会議員 |
1919年 | 百五銀行頭取に就任 |
1930年 | 財団法人「石水会館」設立 |
1933年 | 千歳山に窯を開き作陶を本格的に開始 |
1942年 | 荒川豊蔵・金重陶陽・三輪休雪と共に「からひね会」を設立 |
1945年 | 千歳文庫を設立 |
1946年 | 広永に「広永窯」を築窯し、千歳山の窯を長谷山に移す |
1963年 | 老衰のため逝去(享年84歳) |
鑑定人が教える川喜田半泥子の作品価値と相場
川喜田半泥子はいっぺんに何点も買取依頼がくる場合が多いと感じる作家です。それはお付き合いのある関係先に譲っていたからです。半泥子自身は銀行の頭取という立場で生活には困っていなかったため、自作の品物を売るという概念がなかったのでしょう。
私の半泥子買取経験も陶芸品から掛け軸・屏風・塗り物など多品種の買取を依頼れれることがほとんどです。そしてそのどの作品を手に取っても「う~ん」と唸ってしまうほどのクリエイティブな感性を感じてしまいます。故に川喜田半泥子の作品を査定するのは極めて難しいのです。作品一つ一つが違う顔を持つため1点1点評価が違うのです。私は自身の売買の経験をベースに個々の半泥子作品と向き合い買取査定額を導き出すように心掛けています。
川喜田半泥子作品の査定ポイント
川喜田半泥子は、生涯に渡り抹茶茶碗をはじめ香合・水指など数多くの作品を作陶しておりますが、晩年期に制作された茶碗は評価が高い傾向にあります。川喜田が用いた技法は多岐に渡り、粉引・志野・瀬戸黒・唐津・伊賀などが挙げられますが全て、独学で学び作品に昇華させています。通常の査定では、ヒビや割れなどが生じたている場合は評価額も下がるのですが、川喜田の場合は違います。
石水博物館に収蔵されている「つぶれ壺 銘:ふくら雀」がいい例です。多くの陶芸作家であれば、裂けて潰れてしまった作品であれば廃棄するかと思いますが川喜田は、竹筒を入れ花入れとして愛用していました。
このように、窯割れ・歪み・ひび割れなどを作品の特徴として生かす独特の作風が故に、完璧な作品=高いではないのが川喜田作品です。希少価値の高い作品ですと300万以上の高い評価がつきます。それ以外のぐい呑み作品なども20万程度の鑑定額になる事があります。
川喜田半泥子 買取実績
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- 竹花入
- かちかち山
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川喜田半泥子作品を売却する場合は鑑定書取得が必要
川喜田半泥子の陶芸作品をはじめ書画などは、世界的に人気が高いため偽物も多く出回っております。作品によっては、鑑定書所得が必要になる場合が御座いますが鑑定をする際には鑑定料が発生致します。
まずは、数多くの川喜田半泥子作品を見極め買取をおこなってきた豊富な実績を持つ古美術骨董専門買取のえんやにお声がけ下さいませ。
川喜田 半泥子作品をご売却頂いたお客様のお声
伯父の家を片付けている際に、伯母が茶道教室をやっていたので無数のお茶道具があり両親に聞くと、お茶道具に結構お金をかけていたと言っていたので捨てずに誰か、茶道を好きな方に渡ればと思いご依頼させて頂きました。川喜田さんと言う作家の道具もあったようで素人の私には、ビックリする金額になり驚きました。えんやさんに頼んで正解でした。
(40代 女性)
ホームページを見た際に、お顔や経歴など掲載されておりご安心してお願いできそうだったので決めました。当日は、サイトに載っていた男性の方がいらっしゃり、とても丁寧に対応頂き此方に依頼して本当に良かったです。ありがとうござました。
(60代 女性)
母が長年、茶道にハマっており道具が山の様にあり、帰省する度に母とこの件では険悪な感じになり本人もどうするべきか悩んでおり、専門家に相談する事にしました。LINE査定があったので茶碗などの写真を送ったら、すぐに返事がきて母も片付けに前向きになり助かりました。
(50代 男性)
長年、焼き物をコレクションしていたのですが、数が増えしまっておく場所が無くなってしまい妻からも整理するように頼まれていたので何社か業者に問合せしましたが、作家名など伝わらない方もおり、そんな中で川喜田半泥子をはじめお茶碗の種類なども良くご存じであったえんやさんに買い取って頂きました。
(70代 男性)
川喜田 半泥子作品の査定買取時に頂くご質問
- 川喜田半泥子の抹茶茶碗があるのですが買取してもらう場合の手順を教えて下さい。
- 川喜田半泥子作品の場合は、「竜合窯 二代目 川喜田半泥子(川喜田敦)」の鑑定が必要な場合もあります。ある場合は、査定金額をご提示致します。鑑定書が必要と判断をした際には、「二代目 川喜田半泥子(川喜田敦)」の鑑定をとる作業に入ります。鑑定書発行前でも査定は可能ですが、買取は真贋後の買取となります。鑑定書の取得方法はお気軽にお尋ねください。
- 川喜田半泥子作品の価値は上がっていますか?
- 川喜田半泥子の茶碗は、世界の骨董市場で人気があがっており今後も価格上昇が期待できる茶碗です。生涯で制作した数は3万点以上と言われており、その中でも1950年以降に作陶されたお品物は、価値があがりやすい傾向になります。川喜田半泥子は、全国各地の土や窯を使い作風も自由奔放な為、1950年以前の茶碗であっても査定額が高い場合もあります。
- 箱書の有り無しで買取額は変わりますか?
- 作品自体に対しては、影響御座いませんが川喜田半泥子の様に著名作家の場合は、共箱の有無で査定額が大きく変わります。本人の署名、川喜田半泥子の場合は、川喜田敦が鑑定し本物と判断されるか否かです。
- 川喜田半泥子の買取相場価格はどのようにして決まるのですか?
- 茶碗・書・画の相場は、骨董専門業者間の交換会取引事例やオークションの落札価格が参考となり、それぞれの販売業者が感覚で決めることになります。ただし、茶碗の買取価格は制作時期、技法の種類、状態の良し悪しなどを勘案して算出される金額となりますので、基本的に1点1点買取価格は違うと考えた方が正しいと言えます。
出張買取の流れ
お問い合わせ・訪問日調整
お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。
ご訪問
事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。
お品物の査定
軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。
査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。
査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。
また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。
※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。
充実の買取項目
骨董・古美術えんやでは、川喜田 半泥子をはじめとする美術工芸品・作家物ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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表千家・裏千家・武者小路千家の他、久田・堀内・小堀・薮内・山田など各流派書付ものの道具類など買取致します。また千家十職の作品、人間国宝など人気作家作品などから一般道具、お稽古道具まで全般的に買取致します。
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仏画・肉筆・版画・浮世絵・山水画・花鳥画・墨蹟古筆・色紙・短冊・画賛・手紙・消息など箱有り無しに関わらず、まずはご相談ください。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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洋画・日本画・版画はもちろん海外作家作品や復刻画も含め近代絵画から現代絵画まで幅広くお取扱い致します。文化勲章受章者はもちろんその他著名作家及び作者名が不明な作品なども買取対象となります。まずはご相談ください。
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陶磁器・書画を中心に堆朱・茶かご・鼻煙壷・翡翠の彫刻類など買取致します。
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ガレ・ドーム・ミューラー・ラリック・バカラなどのガラス工芸品やマイセン・KPM・セーブル・ウースターなど陶磁器類及び小物や家具、絵画・ブロンズ・彫刻などもお取扱い致します。
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甲冑とは戦闘の際に兵士が身につける伝統的な防具の総称。 骨董品買取のえんやでは他社では取り扱いの難しい甲冑でも買取致します。
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金・銀・白金(プラチナ)などの貴金属製品類も、取り扱っております。 まずはご相談ください。
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金属に細工をする工芸。またはその職人。金工品には金・銀・銅・錫・鉄等を主材料とした彫金等による甲冑、仏具、荘厳具、装身具、工匠具類などがある。
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漆(うるし)の木にキズをつけ、滲み出した樹液を採取し目的別に調整します。これを接着剤にしたり、塗料として使用しますが、その他に形そのものを造ることもできます。
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着物・和装小物、昭和レトロ・おもちゃ・古小家具・贈答品・ブランド品・貴金属・勲章・軍装などまずはご相談ください。
買取対応エリア
美術工芸品・作家物買取えんやは、川喜田 半泥子作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。
北海道・東北 | 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 |
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関東 | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 山梨県 群馬県 栃木県 |
信越・北陸 | 新潟県 長野県 富山県 石川県 福井県 |
東海 | 愛知県 岐阜県 静岡県 三重県 |
近畿 | 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 |
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