私どもアンティーク買取えんやでは兵庫県神戸市東灘区においてアンティーク、アンティークガラス、アンティーク陶磁器、アンティークドール、アンティークドレス、アンティーク時計、アンティークジュエリー、アンティーク家具、アンティークランプ、アメリカン雑貨、ファイヤーキングなどの買取・査定、鑑定を行っております。又、相続の中から出てきた遺品整理品、その他、引越、建替、実家整理などで出てきた処分してしまうにはもったいない、忍びない不要品、不用品などの買取・査定も行っております。兵庫県神戸市東灘区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(えんや神戸店・姫路店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
兵庫県東灘区には、土地柄を生かしたアンティークショップが多くあります。その理由は、神戸港から近い距離に位置することに尽きるでしょう。と言うのも、西洋に見られる海外アンティークを仕入れる場合、どうしても運搬費用が伴いがちです。日本におけるアンティーク事情では、「そのリスクは避けたい」と考えているオーナーも少なくありません。そのため東灘区のように運搬アクセスに恵まれたところでは、現地で買い付けを行うアンティークショップが多い傾向にあります。
東灘区の新名所「六甲アイランド」で営業するアンティークショップが、その1つ。主にヨーロッパで品定めしたアンティーク品の数々を、コンテナ輸送で調達。かつてスコットランドで人気を博した幻のアンティークガラス「ストラサーン」から、イギリスの富裕層から支持を集めたカウチソファーまで、大小さまざまな品揃えが特徴です。またアンティーク家具といえば、甲南山手駅から程近い場所で営業するアンティークショップが有名どころ。こちらでは、イギリスアンティークを代表する「チェスターフィールドソファ」など、より高級志向かつ重厚な家具を専門に扱っています。
そんな東灘区は、外国人居住者および滞在者が多いとう一面も。特に六甲アイランドには、インバウンドをもてなすホテルから各種インターナショナルスクールまでが揃っており、外国人と共存する風土が根付いているそうです。こうした事情を踏まえると、東灘区のアンティーク文化は「これからも発展の一途を遂げていく」と言っても過言ではないでしょう。
アンティーク買取えんやでは東灘区を対象とした、西洋アンティークの査定・鑑定・買取を実施しています。「現代ヨーロピアン」や「アメリカン」といわれる現代工芸品の買取も大歓迎です。
陶磁器の有名どころではマイセンをはじめ、ヘレンドやセーブル、ロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッドが挙げられます。ガラスに関してはバカラやモーゼル、サンルイ、マイセンクリスタルなどが、人気の代表例です。カントリーグッズ、ファイヤーキングやアメリカン雑貨、一般的なブランド品・贈答品といった買取査定も行っております。
取り扱うジャンルが、ガラス・陶磁器・ドール・レース・ブロンズ工芸品・銀製品・家具、と幅広いのがアンティーク買取えんやの強みです。
【ジャンル別の代表例】
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター、オールドバカラ
陶磁器:オールドマイセン、KPM、オールドセーブル
ドール:ジュモー、ゴーチェ、ブリュ
家具:ガレ、マジョレル
自慢の逸品を売却されるなら、ぜひアンティーク買取えんやに買取査定をご用命ください。東灘区まで出張させていただき、買取いたします。
そのほか「美術館で見た」「百貨店で購入した」「海外土産」など、幅広いアンティーク作品に対応しております。もし売却希望品の判断に迷うようでしたら「これは家のアンティーク」と思うものでも構いません。早急に売却をご希望される場合は、その旨をお伝えください。精一杯の対応をさせていただきます。
【奥深きアンティークガラスの世界! 】
世界のコレクターを魅了してやまないアンティークガラス。なかでもスワロフスキーなどに見られるクリスタルガラスが、アンティークガラスにおける「最高ランク」とイメージする人は多いでしょう。確かにスワロフスキーやバカラが手がけるクリスタルガラスは、ダイアモンドにも引けを取らない輝きを放ちます。もちろん、それらのクリスタルガラスが「市場で上位独占」というケースも珍しいことではありません。
とはいえ時に“色ガラス”が、市場を大いににぎわせることもあります。その代表格であるエミール・ガレは、発色にとどまらず、ガラスの表面に文様や文字を浮き彫りにする彫刻技術「グラヴュール」をもって、深みまで表現しているのが特徴です。またガレの影響を受けたナンシー・ドーム(ドーム兄弟)も、被せガラスだったり、2層のガラス間に装飾を施すアンテルカレールなどの技術を駆使し、より高貴な作品を多く残しています。
そしてこの両雄は、かつてヨーロッパ全土を巻き込んだ、アールヌーヴォーと呼ばれる芸術運動において、フランスの主要人物と目される存在。ともにジャポニズムに触発され、複雑な色彩が奏でる重厚感で一時代を築くことに。いわばガレやドーム兄弟は「古伊万里に近い絵付け」の芸術作品、一方のバカラなどに見られるクリスタルガラスは宝飾品といえるでしょう。
このような区分けの観点からすると、色ガラスはステンドグラス、現代に至ってはヴェネツィアングラスの方が、しっくりくるかもしれません。淡い色調で約2000年の歴史を誇るステンドグラスに対して、カラフルなポップ調が持ち味のヴェネツィアングラス。後者はカルロ・モレッティの代表シリーズ「カリチ」が世界中のコレクターを魅了し、前者は言わずと知れた色ガラスの代名詞的な存在です。
そんなステンドグラスは、ヴェネツィアングラスの先祖であるローマングラスの時代が起源といわれています。当時はローマングラスによってガラス生産が確立され、教会を中心に普及したステンドグラスの発色技術も一気に広まった時期。それ以前は不透明なガラスが主流のなか、ローマングラスによって透明へと調節する技術が生まれ、同時に発色調整も進化していったとされています。
ちなみに現代のガラスには透明度の定義と、発色の原理も。近年の日本では、クリスタルガラスの信ぴょう性を明確にするために、光の屈折率を一律1.52以上と定義しています。これには段階も設けられており、鉛の含有量によって透明度が上がるという仕組みを持ちます。鉛は英表記で「lead」であることから、酸化鉛の含有量が最も高い30%以上を、最高ランクの「フルレッドクリスタルガラス」と定義。一方、酸化鉛ではなく、それに準ずる酸化カリウムや酸化亜鉛などを含む場合が、最下位の透明度であるカリクリスタルガラスです。これは通称「カリガラス」と呼ばれるもので、代表格としては、秀逸な彫刻技術に高い付加価値を持つ「ボヘミアンガラス」が挙げられます。
チェコ発祥のボヘミアンガラスの発色は、ステンドグラスのような淡い色彩が特徴です。当初は、ボヘミアの天然資源を生かした木炭から、酸化カリウムが豊富に採取されるため、無色透明を持ち味としていたボヘミアンガラス。そこからアールヌーヴォーやアールデコ期に有色技術を採用していくようになり、元来の持ち味であったエッチング技法にバリエーションを持たせ、高級路線をたどっていきました。いわば淡い色調が売りのステンドグラスに、王室向けのオフィシャル風な彫刻デザインを施したのがボヘミアンガラスといえるでしょう。金銀仕様のゴブレットはもちろん、それらを部分的に用いたグラスなども多数あります。
それとは別に色ガラスの原理は、元の原料に金属を加えるというシンプルなものです。一例を挙げれば主原料である硅砂、石灰石とソーダ灰に「銅」を加えると、水色になります。ただ焼き加減によっては、水色ではなく、赤に変化することもあるのです。一口に焼成と言っても、酸素を送る場合と、完全密閉の2つの焼き方があります。これは極端ですが、前者は通常の炎が出た状態で、後者は青白い炎と黒い煤が出るパターンです。前者の場合は銅が酸化して水色になり、後者だと銅から酸素が抜かれ赤色に変わります。これをよく化学では酸化・還元、あるいは完全燃焼・不完全燃焼といいます。
太古の歴史を有するステンドグラスの発明者は定かではありませんが、おそらくガラスの製造工程を通して、酸化と還元の原理に気づいたのでしょう。そんなステンドグラスの価値を大いに高めた人物が、1900年代初頭に登場します。世界的ジュエリーブランド「ティファニー社」の2代目として、黎明期であった同社の名を世界に広めたルイス・カムフォート・ティファニーです。
父の家業を受け継いだ宝飾デザイナーであり、ガラス工芸家でもあった2代目ティファニーは、アメリカにおけるアールヌーヴォーの第一人者として知られています。また自ら職に携わる傍ら、アートディレクターとしても才を発揮。そのマルチな活躍ぶりはエミール・ガレを彷彿させるものがあり、ともに同時代を生きたことから、双方が比較されることも少なくありません。そんな2代目ティファニーは、乳白色ガラスを基盤とし、ステンドグラスで覆う形にした電気スタンドが代表作。これは通称「ティファニーランプ」と呼ばれ、1997年のクリスティーズオークションで約3億5000万円の落札額を記録しています。
こうした切り口でアンティークガラスの世界を見てみると、何もクリスタルガラスに見られる「透明度や屈折率だけが価値を決めるものではない」ということが、お分かりいただけたのでは。ガラス自体に輝度を持たなくとも、カッティングやエッチング技術だったり、発色度合だったり、はたまた色彩などで価値を伴うものもたくさんあります。「色ガラスだから捨てるに捨てられないでいる」「やっぱりクリスタルガラスは値打ちがあるんだ」など気がかりな点がありましたら、兵庫県東灘区のご自宅まで、いつでもアンティーク買取えんやが鑑定買取にお伺いいたします。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。