世田谷区骨董品・古美術品買取査定

　東京都世田谷区岡本には、三菱財閥の創始者である岩崎彌太郎の弟家族が設立した静嘉堂美術館が御座います。同館には、東洋陶磁器・東洋古書画など6,500点にもおよぶ古美術品を所蔵しております。創設者の岩崎彌之助は、茶道具、刃剣、絵画、掛軸、彫刻、漆芸など幅広いジャンルの品物を蒐集していた美術コレクターです。特に息子の岩崎小彌太が蒐集した世界中に3点しか確認されていない中国南宋時代の茶碗、国宝の「曜変天目茶碗」は必見です。

【静嘉堂美術館所蔵の国宝品】
「中国南宋時代（13世紀）」
伝馬遠筆：風雨山水画
「中国元時代（14世紀）」
趙孟頫筆：与中峰明本尺牘
「江戸時代（17世紀）」
俵屋宗達筆：源氏物語関屋澪標図屏風
「鎌倉時代13世紀」
刃剣：手掻包永太刀
その他に、重要文化財が84点収蔵されております。

【静嘉堂美術館所蔵の重要文化財】
「中国南宋元時代（13～14世紀）」
龍泉窯で制作された青磁牡丹唐草文深鉢
「中国清時代（18世紀）」
中国宜興窯で制作された萬豊順記（銘：紫泥茶碗）
「江戸時代（17世紀）」
野々村仁清作：色絵吉野山図茶壺

上記以外にも尾形光琳の「住之江蒔絵硯箱」・橋本雅邦筆の「龍虎図屏風」や中国清時代の田黄龍鳳凰文博意印材（寿山石）などが所蔵されており見ごたえのある古美術品、骨董品が揃っています。

　又、東京都世田谷区には、多くの近現代工芸作家も居住やアトリエを構えたりしているエリアです。彫刻家の菊池一雄もその一人です。菊池一雄は日本画家の大家「菊池契月」を父にもちます。ロダンの助手だった藤川勇造に師事したのち、フランスに渡りロダンの弟子の彫刻家「シャルル・デスピオ」に師事します。戦後、具象彫刻の分野で一家を成しました。
東京都港区三宅坂にある「平和の群像」は菊池一雄の作であり、ヌード彫刻が初めて街頭に出現したとして注目を集めました。

　菊池一雄の他にも具象彫刻作家の本郷新、柳原義達、舟越保武、佐藤忠良らなどが世田谷区に在住していた事を鑑みると世田谷区は芸術の街・彫刻の街と言っても良いでしょう。
特に世田谷区には木彫彫刻で人気の高い籔内佐斗司が在住しています。籔内佐斗司は大阪に生まれ、東京芸術大学で彫刻を学び、彫刻家の澄川喜一に師事します。籔内佐斗司ならびに師の澄川喜一が制作した作品は世田谷区での古美術・骨董買取で人気のある作家です。

【東京都世田谷区での古美術・骨董品強化買取作家】
（現代彫刻家）
舟越保武、舟越桂、本郷新、向井良吉、柳原義達、山崎覚太郎、淀井敏夫、吉川順三、澤田政廣、菊池一雄
（現代陶芸作家）
北大路魯山人、河井寛次郎、富本寛吉、川喜田半泥子、浜田庄司、バーナード・リーチ、加守田章二、酒井田柿右衛門、今泉今右衛門
（ガラス工芸品）
藤田喬平、黒木国昭、石井康治
（その他：蒔絵・漆芸家・牙彫師・金工・鋳金工・木彫）
松田権六、音丸耕堂、室瀬和美、柴田是真、六角紫水、白山松哉、安藤緑山、石川光明、森田藻己、旭玉山、加納夏雄、海野勝珉、山崎朝雲、高村光雲、佐藤朝山（玄々）平櫛田中

　古美術骨董えんやでは世田谷区を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。

【骨董市場で人気の美術品と工芸品】
陶芸・漆芸・彫刻・金工・ガラス・人形・木竹・染織・刀剣・武具・甲冑

　特に多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、骨董古美術業界を問わず世界的に人気の作家として知られています。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ！」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。世田谷区まで出張させていただき、買取いたします。

　そのほか古美術骨董えんやが、古美術骨董業界でも買取トップクラスなのが、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。世田谷区での代表例として、中国の元・明・清時代における、房四宝や中国仏教美術、青銅器、書画掛軸や陶磁器が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。熟練の鑑定士が世田谷区のご自宅にお伺いさせて頂き、作品を鑑定させて頂き相場・価値をご説明させて頂きます。

　中国の青磁技術をもとに、朝鮮半島の職人が独自の技術革新を繰り返しできた「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」も買取・売却で人気のある骨董品です。

そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
以下の作家が代表例の一部です。

【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻：パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス：エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器：バーナードリーチ、ルーシーリー

　ヨーロピアンカントリーや中国に限らず、朝鮮・アメリカンカントリーをはじめとする世界各国の古美術品・骨董品の買取実績も豊富です。東京都世田谷区で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。