私ども古美術・骨董えんやでは、栃木県佐野市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。栃木県佐野市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(えんや日光店:栃木県日光市木和田島1386-127(便利屋すまいる本舗内)/えんや宇都宮店:栃木県宇都宮市茂原2丁目10-24ログハウス2F(はみんぐばーど内))、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
近年の佐野市はラーメンの知名度が高いものの、実は天明鋳物をはじめとする伝統工芸品が盛んな町として古くから知られています。現在も伝統を継承する職人が多く活躍する中、異才を発揮したのが佐野市出身の陶芸家「田村耕一」です(1918~1988年)。若くして京都に出向き、のちの人間国宝として認定される陶芸界の巨匠「富本憲吉」に師事した田村耕一。そこから佐野市に戻って開窯し、作陶の生涯をまっとうします。第5回現代日本陶芸展での受賞を皮切りに数々の賞を獲得し、日本工芸会陶芸部会長や東京芸術大学教授といった要職も務めました。名実ともに確固たる地位を築き上げ、晩年には紺綬褒章や紫綬褒章を受賞するほどの文化人に。
最晩年である1986年には人間国宝(鉄絵陶器)として認定されたあと、佐野市名誉市民にも選出されました。なお田村耕一が佐野市で開窯する直前には、民芸陶器の匠こと「濱田庄司」の推薦で栃木県窯業指導所技官(益子町)を務めた経緯も。そのことから、田村耕一作品の一部は益子焼である、と言う専門家も少なくないようです。佐野市内に数多くの骨董品や古美術品が眠る知られざる一面は、こうした歴史との因果によるものが大きく関係しているのかもしれません。
古美術骨董えんやでは佐野市を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
【日本の現代美術工芸品】
・陶芸(田村耕一)
・漆芸
・彫刻
・金工
・ガラス
・人形
・木竹
・染織
・截金
なかでも多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、多くの方が聞いたことのある作家ではないでしょうか。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ!」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。佐野市まで出張させていただき、買取いたします。
古美術骨董えんやならではといえるのが、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。代表例として、中国の清・明・元時代における、書画掛軸や陶磁器、家具が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
中国から朝鮮半島に伝来したとされる「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」も買取・売却で人気のある骨董品です。
それ以外にも、現代美術工芸品の買取実績もあります。以下に代表的な作家の一部をご紹介させていただきます。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
【マルチな芸術家「エミール・ガレ」と「アール・ヌーヴォー」】
エミール・ガレといえば、19世紀を代表するフランス出身のガラス工芸家。同じくフランスを拠点に活動した天才画家「パブロ・ピカソ」より40年ほど早く生まれ、両者についてはジャンルこそ違うものの“双璧”と呼ぶ歴史研究家も少なくありません。また、ピカソが絵画のみならずブロンズ彫刻の巨匠としても知られるように、ガレも多彩な才能を発揮した芸術家の一人です。それを世界に知らしめたのが、1889年に開催されたパリ万国博覧会でした。
青緑の四層ガラスを施した「アンティーク・グリーン」でグランプリを受賞し、陶器部門でも金メダル、家具部門では銀賞を受賞とタイトルを独占。マルチな装飾工芸家として国際的な評価を得ることに。その一方でガレは、自身の出身地であるフランス・ナンシー市から、世界に美術運動を展開した「アール・ヌーヴォー」のメンバーとしても有名です。アール・ヌーヴォーの中心地でもあったナンシー市には、今もガレの作品が多く収蔵されているナンシー美術館が名残をとどめます。
そんなアール・ヌーヴォーは、世界中に複数の建築物も残しました。その代表作の一つが、スペイン・バルセロナの誇る世界遺産「サグラダ・ファミリア」です。これに着手した世界的建築家「アントニ・ガウディ」もアール・ヌーヴォーを代表するメンバーの一人。サグラダ・ファミリアは、当時から現在にかけていまだ建設中であることから、「アール・ヌーヴォーの遺産」として語り継がれています。
ヨーロッパや中国に限らず、アメリカ産をはじめとする世界各国の買取実績も豊富です。佐野市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。