私ども古美術・骨董えんやでは、沖縄県那覇市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。沖縄県那覇市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(沖縄店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
いつの時代も沖縄の文化、芸術やトレンドの発信地であると同時に、琉球王国から依然と続く政治の中心地として発展を繰り返してきた沖縄県那覇市。明治の廃藩置県で沖縄県として配置されると、それまで約450年にわたり繁栄してきた琉球王国は終焉を迎え、日本本土の文化が普及しはじめました。この時期に金城次郎や新垣栄三郎、あるいは山田真山といった現代に大きな影響を与える、沖縄を代表する文化人が誕生しています。いずれも那覇市出身で、沖縄戦の経験者です。もちろん骨董品としても、優れた価値を有します。
琉球王府が1600年代後半、現在の首里城から西側約2.5kmの場所に陶工を住まわせたのが壺屋地区で、これが壺屋焼のルーツです。いわやる士農工商に見られる城下町を外堀に築き、壺屋地区は窯場として発展を遂げていきます。それ以来、いわば宮廷のお抱え職人として歴史を築いてきた壺屋やちむんですが、冒頭で触れた廃藩置県に伴う民藝運動の波が1つの時代を変えました。柳宗悦をはじめ、河井寛次郎や濱田庄司、バーナード・リーチなどの沖縄来訪で壺屋焼は称賛と同時に、転換期を迎えます。この時代に壺屋やちむんの主軸だったのが、金城次郎や新垣栄三郎、小橋川永昌です。河井寛次郎や濱田庄司は、この沖縄やちむん三人衆より一回り上の年代。日本本土を代表する稀代の陶芸家2人から、直に教えを受けたと伝えられています。
一方の山田真山は、沖縄平和祈念像の原型で知られる彫刻家です。那覇市から上京し、現在の東京藝大時代に教壇にたった高村光雲に薫陶を受けており、師匠譲りの木彫に定評があります。沖縄平和祈念像が鎮座する糸満市は、沖縄戦の終焉地。自身の子ども2人を沖縄戦で失った山田真山が18年の月日を費やした遺作は、二度と悲劇を繰り返してはならない平和の象徴といわれています。そのほか、紅型の人間国宝である鎌倉芳太郎も那覇市、ひいては琉球文化の歴史に大きく尽力した1人です。廃藩置県に伴う本土からの派遣教師として、那覇市などで美術を教えた鎌倉芳太郎。その傍ら琉球文化にのめり込み、独自に写真に収めた資料を作成し、1973年には「型絵染」の人間国宝に認定されたほど。また研究の範囲は紅型にとどまらず、琉球文化全般に及んだことで、首里城の復元にも貢献しました。
古美術骨董えんやでは那覇市を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、金工、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
【日本の現代美術工芸品】
陶芸(金城次郎、河井寛次郎、濱田庄司)・彫刻(山田真山)・染織(鎌倉芳太郎)・漆芸
・掛け軸・金工・ガラス・人形・木竹・截金・武具や甲冑・刀剣
なかでも多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、世界中に熱狂的なファンがいる人気作家です。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ!」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。那覇市まで出張させていただき、買取いたします。
中国の骨董品・古美術品の買取実績も豊富にあります。中国の元・明・清時代の書画掛軸や陶磁器、文房四宝(硯、墨、筆、筆洗い、文鎮、筆架、硯屏、印材、筆筒など)やチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。中国製の査定や鑑定ノウハウに自信があります。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、骨董古美術えんやに安心してご連絡ください。
中国の青磁技術を元に、独自技術を生み出し完成された朝鮮半島発祥の「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」、朝鮮時代の雰囲気を今に伝える「李朝家具」も那覇市のお客様から買取・売却のご依頼をいただく人気ある骨董品です。
そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
以下の作家が代表例の一部です。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器:バーナー・ドリーチ、ルーシーリー
中国やヨーロピアンカントリーに限らず、アメリカンカントリーや朝鮮をはじめとする世界各国の骨董・古美術品の買取実績も豊富です。一方、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。沖縄県那覇市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。