私ども古美術・骨董えんやでは、熊本県荒尾市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。熊本県荒尾市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
かつては“炭鉱のまち”として発展を遂げてきた熊本県荒尾市。2015年に世界遺産に認定された万田坑には稼働を失った巨大鉄塔が名残をとどめ、黒いダイヤ産出の歴史をも物語ります。そんな荒尾市で戦後に復興を果たしたのが、名骨董品に数えられる小代焼です。
江戸時代初頭、熊本藩主・細川家によって産声を上げた小代焼。殿様の膝下である熊本城下にとどまらず、荒尾市でも多くの窯元が誕生しました。以来、御用窯として興隆を極めるも、明治維新によって藩政という後ろ盾を欠いた小代焼は衰退を辿ることに。そこから昭和初期に息を巻き変えし、荒尾市でも復興の気運が高まったなか、終戦直後に開窯したのが大島地区の「しろ平窯」です。
開窯後は、初代窯元・城島平次郎と縁戚関係にあった酒井田柿右衛門(12代)らが、土の選定に協力したエピソードも。柿右衛門といえば「濁手」の国重要無形文化財で知られる、有田焼の名家。400年以上の歴史を15代が一子相伝する日本屈指の窯元です。こうした縁も手伝ってか、しろ平窯の3代当主「城島伸明」は駆け出し当時を振り返り、有田焼の巨匠と名高い井上萬二の下で修行ができた、といった旨を語っています。
ちなみに井上萬二も若かりし頃は、前述の12代が率いた柿右衛門窯で7年間に及ぶ修行時代を経験したそうです。こんな接点からも、城島伸明の腕前を伺わせるところですが、実は白磁ではなく、荒尾市の陶土を生かした「鉄釉」に定評があります。
古美術骨董えんやでは荒尾市を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸、武具や甲冑、刀剣といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
【日本の現代美術工芸品】
陶芸(城島伸明、小代焼、柿右衛門窯、井上萬二)・彫刻・木工・ガラス・金工・漆芸・人形・染織・武具や甲冑・刀剣
当店では、様々な美術品・工芸品以外にも作家作品の買取にも力を入れております。なかでも多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、人気作家として知られています。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ!」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。荒尾市まで出張させていただき、買取いたします。
古美術骨董えんやならではといえるのが、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。代表例として、元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、文房四宝が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
中国の青磁技術をもとに朝鮮半島の職人が独自の技術革新をおこない完成させた「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」「金銅仏」も買取・売却で人気のある骨董品です。
そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
【マルチな芸術家「エミール・ガレ」と「アール・ヌーヴォー」】
エミール・ガレといえば、19世紀を代表するフランス出身のガラス工芸家。同じくフランスを拠点に活動した天才画家「パブロ・ピカソ」より40年ほど早く生まれ、両者はジャンルこそ違うものの“双璧”と呼ぶ歴史研究家も少なくありません。また、ピカソが絵画のみならずブロンズ彫刻の巨匠としても知られるように、ガレも多彩な才能を発揮した芸術家の一人です。それを世界に知らしめたのが、1889年に開催されたパリ万国博覧会でした。
青緑の四層ガラスを施した「アンティーク・グリーン」でグランプリを受賞し、陶器部門でも金メダル、家具部門では銀賞を受賞。マルチな装飾工芸家として国際的な評価を得ることに。その一方でガレは、自身の出身地であるフランス・ナンシー市から、世界で美術運動を展開した「アール・ヌーヴォー」のメンバーとしても有名です。アール・ヌーヴォーの中心地であるナンシー市には、ガレの作品が多く収蔵されているナンシー美術館もあります。
またアール・ヌーヴォーは、世界中に複数の建築物も残しました。その代表作の一つが、スペイン・バルセロナの誇る世界遺産「サグラダ・ファミリア」です。これに着手した世界的建築家「アントニ・ガウディ」もアール・ヌーヴォーを代表する一人。サグラダ・ファミリアは、当時から現在にかけて建設中であることから、「アール・ヌーヴォーの遺産」としても知られています。
中国や朝鮮に限らず、アメリカンカントリーをはじめとする世界各国の買取実績も豊富です。一方、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。熊本県荒尾市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。