私ども古美術・骨董えんやでは、鹿児島県出水市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。鹿児島県出水市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
鹿児島県の最北端に位置する出水市は、5つの系統がある薩摩焼のなかで唯一“磁器”のルーツを有する「幻の平佐焼」の個人蔵が少なくないといわれています。世界的な名声を得る“天草陶石”を原料とする平佐焼は、江戸中期に産声をあげ、昭和の終戦直前に約160年の歴史にピリオドを打ちました。
当初は天草諸島からのアクセス面を考慮してか、平佐焼の創設者は出水市の西側に接する「阿久根市脇本地区」に築窯したと伝えられています。そこから薩摩川内市に移住しているため、川内歴史資料館などに往年の白磁群が眠るそうです。
そんな幻の平佐焼を生み出した天草陶石といえば、有田焼あるいは伊万里焼とも呼ばれる世界的な白磁の原料としても知られています。有田焼は現代にいたる名工「酒井田柿右衛門」らを輩出し、鎖国にあった江戸時代において逸早く世界進出を果たした歴史も。
海外との交流を設けた長崎貿易によってヨーロッパに上陸し、有田焼は現地での評価を一気に高めました。このブームを受け、のちに白磁の王様として君臨する“世界のマイセン”が誕生したエピソードは語り草です。それとは別に、出水市文化町を本拠とする地元の名物老舗「出水酒造」も、薩摩焼の名工によるコレクションを数多く所有しています。
芋焼酎の製造と販売を主力とする出水酒造は、敷地内に薩摩焼の名窯「沈壽官」の作品展示ギャラリーも併設。沈壽官は薩摩焼のなかでも最高級と称される“白もん”こと白薩摩の名手で、出水酒造は15代当主の作品を70点ほど公開しています。ちなみに出水酒造は焼酎づくりの際に、六古窯の1つ「信楽焼」の大甕を用いることも特徴です。商品のなかには、そのまま信楽焼の甕壷に入れた芋焼酎もあります。
なお信楽焼といえば、名物の“狸の置物”が昭和中期にかけてムーブメントを巻き起こし、かつてはタレントの明石家さんまが収集にのめり込んでいた時期もあったそうです。さらに補足すると、出水酒造は骨董コレクターが愛してやまない「開運!なんでも鑑定団」の番組スポンサーとして有名で、料理の鉄人こと「酒井宏行」などが同社のCMに起用されるなど茶の間の話題をさらい続けています。
古美術骨董えんやでは出水市を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
【日本の美術品と工芸品】
漆芸(薩摩焼、沈壽官、平佐焼、信楽焼、有田焼、伊万里焼)・彫刻・陶芸・木工・ガラス・金工・人形・染織・截金・武具や甲冑・刀剣
なかでも多彩な芸術性を誇った「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、世界的にも人気作家として知られています。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ!」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。出水市まで出張させていただき、買取いたします。
古美術骨董えんやが骨董買取業界でトップクラスに買取をご依頼頂いている理由として、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。代表例として、中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、中国仏教美術、青銅器が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却を出水市への出張買取をご希望される際は、安心してご連絡ください。
中国の青磁技術をもとに、朝鮮半島の職人が独自の技術革新を繰り返しできた「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」「金銅仏」、朝鮮時代の雰囲気を今に伝える「李朝家具」も出水市において買取・売却で人気のある骨董品です。
そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
以下の作家が代表例の一部です。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
【マルチな芸術家「エミール・ガレ」と「アール・ヌーヴォー」】
エミール・ガレといえば、19世紀を代表するフランス出身のガラス工芸家。同じくフランスを拠点に活動した天才画家「パブロ・ピカソ」より40年ほど早く生まれ、両者はジャンルこそ違うものの“双璧”と呼ぶ歴史研究家も少なくありません。また、ピカソが絵画のみならずブロンズ彫刻の巨匠としても知られるように、ガレも多彩な才能を発揮した芸術家の一人です。それを世界に知らしめたのが、1889年に開催されたパリ万国博覧会でした。
青緑の四層ガラスを施した「アンティーク・グリーン」でグランプリを受賞し、陶器部門でも金メダル、家具部門では銀賞を受賞。マルチな装飾工芸家として国際的な評価を得ることに。その一方でガレは、自身の出身地であるフランス・ナンシー市から、世界で美術運動を展開した「アール・ヌーヴォー」のメンバーとしても有名です。アール・ヌーヴォーの中心地であるナンシー市には、ガレの作品が多く収蔵されているナンシー美術館もあります。
またアール・ヌーヴォーは、世界中に複数の建築物も残しました。その代表作の一つが、スペイン・バルセロナの誇る世界遺産「サグラダ・ファミリア」です。これに着手した世界的建築家「アントニ・ガウディ」もアール・ヌーヴォーを代表する一人。サグラダ・ファミリアは、当時から現在にかけて建設中であることから、「アール・ヌーヴォーの遺産」としても知られています。
ヨーロッパ発祥のアンティーク品やアメリカンカントリーに限らず、朝鮮・中国をはじめとする世界各国の骨董品・古美術品・アンティーク品の買取実績も豊富です。一方、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。鹿児島県出水市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。