私ども古美術・骨董えんやでは、香川県三豊市において骨董品、古美術品、工芸品、掛軸、中国骨董品、中国古美術品、仏教古美術品、仏教絵画掛軸、朝鮮古美術、朝鮮民画掛軸、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、高麗青磁、李朝白磁、唐物骨董品、唐物書画掛軸、安南古陶磁器、南蛮古美術品、桃山古陶磁器、桃山古書画掛軸、現代工芸品、人間国宝(重要無形文化財保持者)などの工芸品、文化勲章受章者の作品、現代美術品などの買取・査定・鑑定を行っております。香川県三豊市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
香川県三豊市で骨董品の売買を考えているなら、「サムライ・アーティスト」の異名をとる流政之の彫像がポイントになります。後年に高松市を拠点に活動した流政之は、香川県の美術振興に大きく貢献した世界的彫刻家です。2021年には戦時中に海軍の零戦パイロットとして国を守った経験から、三豊市の北部に浮かぶ粟島に、自身の代表作である御影石のモニュメント「サキモリ」が設置され話題に。
なお粟島の対岸には、かつて多くの特攻隊員が飛び立った詫間海軍航空隊の跡地があります。生前の流政之は晩年に同跡地を訪れており、この地に「自身の戦争体験にまつわる作品を設置したい」という想いを募らせたそうです。
そんな流政之のキャリアといえば、戦後の20代後半から独学にて彫刻家としての活動をスタートさせ、渡米先で“世界の石油王”こと名門財閥「ロックフェラー家」3世夫人の作品購入をもって、一躍有名になったエピソードが語り草。これを機に初期の代表作と呼び声高い「受」がニューヨーク近代美術館の買い上げ作品となり、1970年代には7年の製作期間を費やした「雲の砦」がニューヨーク・ワールドトレードセンターに設置され名声を得ました。
こうした世界での躍進を続ける傍ら、実は日本でも香川を活動拠点に見据えた流政之。当時の香川県知事・金子正則と出会い、1963年に流政之を筆頭格とした「讃岐民具連」を発足させています。なお讃岐民具連は5年ほどで自然消滅したものの、その魂は昨今の香川アートを象徴する「瀬戸内国際芸術祭」に受け継がれている、と評する専門家も少なくないようです。そのほか流政之以外では、三豊市山本町に香川漆器の工房を構える「西岡喜三夫」も骨董市場で人気を博します。
古美術骨董えんやでは三豊市を対象に、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を積極的に実施中です。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。主な現代美術工芸品については、以下の通りです。
西岡喜三夫をはじめとする数多くの漆芸家を輩出している三豊市が所在する香川県ですが、その中でも、人間国宝に認定されている漆芸家の山下義人は別格です。香川漆器技法の一つ蒟醤を用い幅広い彫と色埋めを幾度となく繰り返しグラデーション豊かな表現をした作風を得意とし、そこに蒔絵技法を取り入れるなど独創的な作品を数多く生み出しています。
【日本の美術品と工芸品】
彫刻(流政之)・漆芸(香川漆器、西岡喜三夫、山下義人)・陶芸・木工・ガラス・金工・人形・染織・截金・武具や甲冑
様々な、古美術品・骨董品ジャンル作品を取り扱う中で、「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は別格です。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物です。古美術骨董えんやは、作家のそうした潜在性にも着目しています。古書画の掛け軸はもちろん、お客様ご自身が「これはお宝だ!」と思う骨董品や古美術品でも構いません。売却をご希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。三豊市まで出張させていただき、買取いたします。
古美術骨董えんやならではといえるのが、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点です。中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、文房四宝や中国仏教美術、青銅器が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
中国の青磁技術をもとに、朝鮮半島の職人が独自の技術革新を繰り返しできた「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、朝鮮時代の雰囲気を今に伝える「李朝家具」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」も三豊市での買取・売却で人気のある骨董品です。
そのほか、ヨーロッパ屈指の現代美術工芸品の買取実績もあります。
以下の作家が代表例の一部です。
【ヨーロッパの現代美術工芸品】
ブロンズ彫刻:パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス:エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター
陶磁器:バーナードリーチ、ルーシーリー
【マルチな芸術家「エミール・ガレ」と「アール・ヌーヴォー」】
エミール・ガレといえば、19世紀を代表するフランス出身のガラス工芸家。同じくフランスを拠点に活動した天才画家「パブロ・ピカソ」より40年ほど早く生まれ、両者はジャンルこそ違うものの“双璧”と呼ぶ歴史研究家も少なくありません。また、ピカソが絵画のみならずブロンズ彫刻の巨匠としても知られるように、ガレも多彩な才能を発揮した芸術家の一人です。それを世界に知らしめたのが、1889年に開催されたパリ万国博覧会でした。
青緑の四層ガラスを施した「アンティーク・グリーン」でグランプリを受賞し、陶器部門でも金メダル、家具部門では銀賞を受賞。マルチな装飾工芸家として国際的な評価を得ることに。その一方でガレは、自身の出身地であるフランス・ナンシー市から、世界で美術運動を展開した「アール・ヌーヴォー」のメンバーとしても有名です。アール・ヌーヴォーの中心地であるナンシー市には、ガレの作品が多く収蔵されているナンシー美術館もあります。
またアール・ヌーヴォーは、世界中に複数の建築物も残しました。その代表作の一つが、スペイン・バルセロナの誇る世界遺産「サグラダ・ファミリア」です。これに着手した世界的建築家「アントニ・ガウディ」もアール・ヌーヴォーを代表する一人。サグラダ・ファミリアは、当時から現在にかけて建設中であることから、「アール・ヌーヴォーの遺産」としても知られています。
ヨーロピアンアンティークやアメリカンカントリーに限らず、中国・朝鮮をはじめとする世界各国のアンティーク作品の買取実績も豊富です。一方、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。香川県三豊市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。