加古川市骨董品・古美術品買取査定

　実は兵庫県南部に位置する加古川市、日本で究極の骨董品と称される須恵器の産地。加古川市の北端を走る山陽道沿いに、5～6世紀に築いたとされる窯跡が150基ほど見つかっており、当時の興隆ぶりを伺わせます。中でも加古川北インター周辺の中谷窯跡群では、貴族や皇族といった上流階級向けの高級陶器を生産し、京都に送られていたようです。なお当時の京都では、その頃から焼き物が生産されるようになった、という説も。加古川・中谷の陶器が、京都にもたらした影響は強かったのかもしれません。

　一方、加古川市を中心に栄えた須恵器の文化は、相生エリアを経由し、より西に向かったともいわれています。平安時代には岡山で備前焼が発展しているため、こちらも加古川・中谷の陶器がルーツとみてよさそうなところ。奇しくも加古川市では、旧来の製法にこだわる備前焼の陶工が活躍しています。そのスタイルは雨水で土をねり、ガスや電気なども一切使わない、という徹底ぶり。室町時代の古備前を理想に掲げながら、加古川市や近隣地域を中心に展示活動にも励んでいるそうです。こうした技術の伝承もさることながら、加古川市には須恵器に見られる骨董品や古美術品などを所有する人も多いといわれています。

　重化学工業や国包建具・繊維産業などで経済発展を遂げ、須恵器の生産地としても名高い加古川市を対象に、古美術骨董えんやでは、古美術品や骨董品の買取・査定・鑑定を常におこなっております。また現代美術工芸品をはじめ、人形師作家物や時代人形、木竹工芸品、ガラス工芸品、陶芸、彫刻、蒔絵漆芸といったものまで、広範囲にわたって対応しています。

　数多くいる現代美術作家の中でも、「北大路魯山人」と「河井寛次郎」は、非常に人気の高い作家です。両雄が残した作品は陶芸にとどまることなく、書道家としても高い評価を得る歴史的な人物として知られています。

　古美術骨董えんやは、作家の持つ芸術性のみならず、潜在性にも着目し古書画の掛け軸はもちろん、骨董品や古美術品の鑑定を１つ１つ丁寧におこないます。お手持ちの作品を売却希望される際は、ぜひ古美術骨董えんやまでご連絡ください。加古川市まで出張させていただき、買取いたします。

主な現代美術工芸品については、以下の通りです。

【日本の現代美術工芸品】
・陶芸（備前焼、須恵器）・仏像・彫刻・漆芸・金工・ガラス・人形・木竹・染織・截金

勿論、ヨーロッパ発祥の現代美術工芸品の買取実績も多数ございます。
以下の作家が代表例の一部です。

【ヨーロッパの現代美術工芸品】
陶磁器：バーナードリーチ、ルーシーリー
ブロンズ彫刻：パブロ・ピカソ、オーギュスト・ロダン、ジャン・コクトー、オシップ・ザッキン
ガラス：エミール・ガレ、ナンシー・ドーム、ルネ・ラリック、アルジー・ルソー、アルマリック・ワルター

　そのほか、中国の骨董品・古美術品の買取実績を有する点は、古美術骨董えんやの強みです。代表例として、中国の元・明・清時代における、書画掛軸や陶磁器、中国古銅器
、李朝家具、堆朱工芸品が挙げられます。またチベット金銅仏と呼ばれる、希少価値な骨董品の買取実績も少なくありません。おかげさまで中国製の査定や鑑定ノウハウに定評をいただいております。安南古陶磁器や南蛮古美術品、中国玉工芸品、中国堆朱工芸品などの売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　中国から朝鮮半島に伝来し、独自技術の発展を幾度となく繰り返し究極の美を追求した「高麗青磁」などの取扱いも豊富です。特に青磁器は、12世紀ごろから高級名品として受け継がれており、朝鮮半島では抜群の価値を誇ります。また17世紀以降に朝鮮で発達した白磁器「李朝白磁」、李氏朝鮮時代の以前から伝わる格式の高い「高麗鍍金仏」「金銅仏」も買取・売却で人気のある骨董品です。

　中国やヨーロッパに限らず、アメリカ産をはじめとする世界各国の買取実績も豊富です。一方、日本古来の木彫仏や石仏の依頼も多くあります。兵庫県加古川市で骨董品や古美術品の売却をご希望でしたら、ぜひ古美術骨董えんやへの買取査定をご用命ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。