私ども古美術・骨董えんやでは、東京都文京区において、絵画、掛軸、版画、板画(棟方志功)、油絵、水彩画、仏教絵画、中国絵画、中国掛軸、韓国現代絵画、朝鮮絵画、朝鮮民画掛軸、水墨山水画掛軸、曼荼羅(曼陀羅)掛軸などの買取・査定・鑑定を行っています。東京都文京区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
東京都文京区には、日本画・洋画家・版画家などの画家が数多く居を構えておりました。洋画家で抽象絵画の難波田龍起もその一人です。
難波田龍起は、北海道旭川市に生まれて直ぐに東京に転居し現在の文京区本郷にて育ちます。8才の頃には高村光雲の息子で彫刻家で詩人の高村光太郎のアトリエ裏へ引っ越します。その影響で、文学や哲学・詩に興味を持つ様になり度々、自作の詩を高村光太郎に見せいたと言われております。又、次男の難波田史男も父と同じ抽象画家への道に進み多くの作品を残しております。
早稲田大学政経学科へ入学しますが、1年余りで退学しデッサンなどの勉強を始めます。高村光太郎の紹介で洋画家の川島理一郎に会い金曜会に参加。松本竣介や鶴岡政男らと親交を深めます。特に松本竣介とは深い友情で結ばれました。抽象絵画に傾倒し、詩的な感性を内包した作品を数多く残しました。
洋画家の野口彌太郎も東京都文京区本郷で生まれた文京区に縁のある画家の一人です。東京都文京区に生を受けた野口彌太郎は、川端画学校に通い、洋画家の藤島武二に指導を受けます。新宿区代々木にアトリエを構えますが、近くに同じく洋画家の児島善三郎がおり交遊を深めます。フランスはパリに渡り、各地を旅しながら制作活動を行います。日本に帰国後も精力的に制作活動をおこない多数の絵画作品を残し77才で生涯をとじます。
その他にも、東山魁夷の師匠である日本画家「結城素明」や「児玉希望」も東京都文京区在住の画家です。結城素明は、明治24年に川端玉章に師事した翌年には、東京美術学校日本画科に入学し5年かけ卒業すると同年に西洋画科に再入学するが退学し、福井江亭、平福百穂と共に旡声会を設立し大正2年まで展覧会を開催しています。文展・日展・帝展など幅広く活動し数々の受賞歴を持ちます。又、明治35年以降は母校で教壇に立ち後進の指導にもあたり名誉教授も務めています。結城素明の教え子の中には、文化勲章受章者である「杉山寧」もおります。
近代日本画壇の巨匠と称される「児玉希望」は、1918年に川合玉堂の門下となり日本画の基礎・技法を学んでいきます。帝展・新文展・日展を活動の場とし、1928年の帝展では「盛秋」が特選に選ばれ著名作家の仲間入りを果たします。
その他に、文京区にゆかりのある作家として「彼末宏」「斎藤清」の名が挙げられます。彼末宏は、東京藝術大学で梅原龍三郎教室に入り絵画を学びます。卒業後は、同校の助手を務めながら作品制作をおこない国画会への出品を続け数々の賞を受賞していきます。齋藤清は、浮世絵版画の技法や西洋作家の近代的造形を取り入れ、日本的感情を表現した作家で独自の木版画技法を確立した人気の版画作家です。
【東京都文京区での強化買取画家】
日本画)
杉山寧・小川千甕・児玉希望・結城素明(弟子・東山魁夷)、清水規
洋画家)
彼末宏・荻太郎・鷹山宇一・小野末・奈良岡正夫
版画家)
斎藤清
絵画買取えんやでは文京区を対象とした、日本画や洋画などの査定・鑑定・買取も実施しています。自慢の逸品を売却されるなら、ぜひ絵画買取えんやに買取査定をご用命ください。
【東京都文京区の絵画取扱ジャンル】
古書画掛け軸・古写経・仏教絵画・浮世絵版画・江戸絵画・中国古書画・中国仏教絵画・高麗仏画・李朝民画・朝鮮古書画、油絵、日本画、版画、板画、木版画、石版画(リトグラフ)、孔版画(シルクスクリーン)、銅版画(エッチング)、中国版画、中国絵画、中国掛軸、ヨーロッパ絵画、アメリカ現代絵画、ロシア絵画、東ヨーロッパ絵画、フランス絵画、イタリア絵画、現代ソビエト絵画など、幅広い絵画ジャンル作品を絵画買取えんやでは取り扱っておりますのでご売却をご検討されている場合は、絵画買取専門の当店にご相談頂けますと幸いです。
【東京都文京区の人気ジャンル別買取代表例】
江戸絵画:伊藤若冲、円山応挙、曾我蕭白、河鍋暁斎、与謝蕪村・葛飾北斎・池大雅・沈南蘋・宋紫石
外国絵画:ピカソ、アンディウォーホル、シャガール・ルノワール・ルオー・ザッキン・ビュッフェ・ディビットホックニー
中国書画:宋時代王維の唐画、宮素然、董其昌、米芾、蘇軾、燕文貴
清・民国・中華人民共和国時代の画家・書家(呉昌碩・斉白石・張大千・范曾・呉大澂・沈石田・徐悲鴻・沈銓・孫文・蒋介石・鄭板橋・愛新覚羅溥儀・溥傑・粛親王・毛沢東・楊守敬・羅振玉・李鴻章)
【西洋絵画の豆知識】
ちなみに外国絵画は当然ながら洋画ですが、広く知れわたる「西洋美術」の方がしっくりくる人も多いでしょう。日本や中国を東洋と呼ぶのに対し、欧米が西洋という括りつけです。また本来であれば洋画に変わりはありませんが、一般には映画の「邦画・洋画」の方をイメージされがち。こうした事情により、諸説ありますが、日本の古美術業界では外国絵画=西洋美術と認識しているようです。
もし売却希望品の判断に迷うようでしたら「作者は不明」というものでも構いません。そのほか「美術館で見たのを持っている」「百貨店で購入した」「一枚の絵で買った」「海外土産」「相続品」など、幅広い絵画作品に対応しております。
それ以外に、遺品整理・生前整理や先代が残した絵画が蔵に大量に保管してあり困っているなどでも結構です。早急に売却をご希望される場合は、その旨をお伝えください。精一杯の対応をさせていただきます。東京都文京区の近隣エリアの方でも買取対応しておりますので、お気軽にご相談下さいませ。