私ども絵画買取えんやでは、鹿児島県薩摩川内市において、絵画、掛軸、版画、板画(棟方志功)、油絵、水彩画、仏教絵画、中国絵画、中国掛軸、韓国現代絵画、朝鮮絵画、朝鮮民画掛軸、水墨山水画掛軸、曼荼羅(曼陀羅)掛軸などの買取・査定・鑑定を行っています。鹿児島県薩摩川内市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
鹿児島県薩摩川内市には、しばしば伝説の洋画家に挙げられる「有島生馬」、はたまた日本抽象画のパイオニアとして名高い「山口長男」の絵画作品を所有する、いわゆる“個人蔵”が少なくないといわれています。有島生馬も山口長男も長らく中央画壇で活躍したものの、お互いの実家は薩摩川内市です。
さらに2人の両親は、ともに薩摩川内市の平佐地区で生まれ育った旧知の仲。山口長男は父の仕事の事情により、19歳の時に上京するまで韓国で生まれ育ちました。中学時代には父を訪ねた有島親子と現地で出会ったことがある、と伝えられています。2人の年齢差は20ほど離れているため、当時の有島生馬は30代前半といったところでしょう。
ちなみに、この頃の有島生馬といえば、二刀流の才能を発揮した執筆活動でも腕を振るっていた時期です。白樺派の1人として、フランス滞在時に琴線に触れた“近代絵画の父”ことポール・セザンヌの魅力を日本で初めて紹介し、これが当時の芸術界を中心に大きな反響を巻き起こすことに。さらに補足すると、有島生馬は19歳の時に病を患い、父の故郷である薩摩川内市の療養先でイタリア文学に触れたことが、のちの欧州滞在につながっていきます。
この留学も兼ねた約4年間のヨーロッパ周遊時代には、のちに二科会を一緒に創設することになる梅原龍三郎らと出会い交流を深めました。そして帰国後は武者小路実篤をはじめ、兄・有島武郎や旧友の志賀直哉らともに文学同人誌「白樺」を創刊。なおフランス滞在時の有島生馬は梅原龍三郎らとともに、世界的な印象派の巨匠「オーギュスト・ルノワール」のもとを訪れていたことも語り草です。これを機にまだ20歳の若者だった梅原龍三郎は、晩年の老匠の身にあったルノワールと師弟関係を築いていきました。
こうした時流のなか、戦禍で衰退の危機に瀕した二科会の再建に奮闘した1人が、韓国から日本にわたって有島生馬らに師事した山口長男です。戦前・戦時中から二科展を主戦場に、前衛的かつ抽象の世界観で地盤を固めていった山口長男。戦後は現代美術の先駆けとなる、それまでの日本にはなかった表現力が、復興段階に育った次世代の可能性に大きな刺激を与えることに。
この二科展での実績を足がかりに、活動の場を、長期にわたり教授を務めた現在の武蔵野美術大学に移しつつ、海外出品も果たしていきました。最晩年は武蔵野美術学園長を歴任するなど教育者としての名声も得たほか、2017年には死後の再評価の機運から、サザビーズ香港社の主催による「山口長男 特別オークション」が開かれたことは記憶に新しいところです。
絵画買取えんやでは薩摩川内市を対象とした、日本画や洋画などの査定・鑑定・買取を実施しています。自慢の逸品を売却されるなら、ぜひ絵画買取えんやに買取査定をご用命ください。
【薩摩川内市の絵画取扱ジャンル】
古書画掛け軸・古写経・仏教絵画・浮世絵版画・江戸絵画・中国古書画・中国仏教絵画・高麗仏画・李朝民画・朝鮮古書画、油絵、日本画、版画、板画、木版画、石版画(リトグラフ)、孔版画(シルクスクリーン)、銅版画(エッチング)、中国版画、中国絵画、中国掛軸、ヨーロッパ絵画、アメリカ現代絵画、ロシア絵画、東ヨーロッパ絵画、フランス絵画、イタリア絵画、現代ソビエト絵画など、幅広い絵画ジャンル作品を取り扱っておりますので、ご売却をご検討されている場合は、絵画買取えんやにご相談頂けますと幸いです。薩摩川内市の自宅まで専門鑑定士がお伺いさせて頂き1点1点の作品を丁寧に査定買取させて頂きます。
【薩摩川内市の人気ジャンル別買取代表例】
江戸絵画:伊藤若冲、円山応挙、曾我蕭白、河鍋暁斎、与謝蕪村・葛飾北斎・池大雅・沈南蘋・宋紫石
外国絵画:ピカソ、アンディウォーホル、シャガール・ルノワール・ルオー・ザッキン・ビュッフェ・ディビットホックニー
中国書画:宋時代王維の唐画、宮素然、董其昌、米芾、蘇軾、燕文貴
清・民国・中華人民共和国時代の画家・書家(呉昌碩・斉白石・張大千・范曾・呉大澂・沈石田・徐悲鴻・沈銓・孫文・蒋介石・鄭板橋・愛新覚羅溥儀・溥傑・粛親王・毛沢東・楊守敬・羅振玉・李鴻章)
【西洋絵画の豆知識】
ちなみに外国絵画は当然ながら洋画ですが、広く知れわたる「西洋美術」の方がしっくりくる人も多いでしょう。日本や中国を東洋と呼ぶのに対し、欧米が西洋という括りつけです。また本来であれば洋画に変わりはありませんが、一般には映画の「邦画・洋画」の方をイメージされがち。こうした事情により、諸説ありますが、日本の古美術業界では外国絵画=西洋美術と認識しているようです。
もし売却希望品の判断に迷うようでしたら「作者は不明」というものでも構いません。そのほか「美術館で見たのを持っている」「百貨店で購入した」「一枚の絵で買った」「海外土産」「相続品」など、幅広い絵画作品に対応しております。早急に売却をご希望される場合は、その旨をお伝えください。精一杯の対応をさせていただきます。鹿児島県薩摩川内市の近隣エリアの方でも買取対応しておりますので、お気軽にご相談下さいませ。
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