私ども茶道具買取えんやでは山梨県笛吹市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。山梨県笛吹市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(甲府店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
山梨県笛吹市(ふえふきし)といえば、山梨県の代名詞「ぶどう」の主要産地。日本一の収穫量を誇り、甲州ワインの製造元が集まることでも知られています。また近年では、笛吹市内の茶舗が抹茶イベントを開くなど、茶道の関心も高まりつつあるようです。
こうした茶の湯に関しては、笛吹市の全国的な観光スポット「石和温泉郷」で茶道体験をサービスに取り入れている宿泊施設もあります。石和温泉郷から15キロほど富士五湖方面に南下した笛吹市芦川町でも「古民家de茶会」が行われ、今後の町おこしに向けた布石を敷く形になりました。
なお同茶会開催の主要団体は、笛吹市石和町文化協会茶道部です。石和温泉郷には表千家の稽古場もあるだけに、この地区が笛吹市の茶道振興の中心部といえるでしょう。笛吹市は温泉地や甲州ワインの産地として人の行き来も多いため、今後の茶の湯の発展とともに、茶道具の流通も期待できそうなところです。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ笛吹市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。また、また、お茶道具の種類は多く茶器、煎茶器以外にも棚、水屋、釜、炉縁、台子、風炉先、茶壺、結界、立礼セット、懐石セット、電熱風炉釜など多岐にわたります。その一つ一つに時代背景や制作者・使用者など鑑定には、ジャンル事に豊富な知識と確かな鑑定力が重要になります。
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、笛吹市においても例外ではありません。三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)をはじめ各流派の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。笛吹市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
昨今は、「駒澤利斎」「奥村吉兵衛」「飛来一閑」「大西清右衛門」「黒田正玄」「土田友湖」「中川浄益」「中村宗哲」「永樂善五郎」「樂吉左衛門」からなる千家十職作品の買取依頼が高まるなか、表千家とも繋がりが深い笛吹市では、特にお問合せが増えております。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、山梨県笛吹市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。