私ども古美術・骨董えんやでは東京都港区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国煎茶器、中国古陶磁器、朝鮮茶道具、朝鮮茶器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶道具、南蛮茶器、南蛮古陶磁器、安南茶道具、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、李朝白磁、高麗青磁、桃山茶道具、桃山茶器、茶掛軸、墨蹟書画掛軸、中国禅僧書画掛軸、日本禅僧書画掛軸、黄檗僧書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸などの買取・査定・鑑定を行っております。港区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
東京都港区で茶道具を売却する際には、人間国宝の島岡達三・中䑓瑞真(名誉区民)の名を覚えておくと役立つでしょう。
島岡達三は、三代続く日本伝統工芸の組紐師の家庭に生まれます。高校卒業後は、東京工業大学窯業学科に入学し陶芸の基礎を学びながら自身の経験を活かせる釉薬に着目し、民藝運動の主である柳宗悦が設立した日本民藝館に足しげく通い「濱田庄司」「河井寛次郎」の作品に触れる事で陶芸家の道に進む事を決意します。
又、在学中から濱田庄司に師事し様々な技法を覚えていきます。卒業後は、家族で益子に移り住み3年間を濱田の下で修業の日々を過ごします。その後は、濱田の勧めで栃木県産業技術センターにて粘土や釉薬の研究に没頭していきます。陶芸の技術と今までの研究をもって昭和28年に、濱田邸の横に窯を構え独立します。
島岡の初期作品は、師匠である濱田と同じ様な作品を数多く発表しておりましたが、「縄文象嵌」技法を編み出し唯一無二の作品を制作し世界各地で個展を開くと瞬く間に人気作家の仲間入りを果たします。お茶道具に関しましても、茶碗・花入れ・香合など様々な道具を制作しております。
又、中䑓瑞真も「木工芸」で人間国宝に認定されている作家で風炉先屏風などの指物をはじめ、盆・菓子器・香合などの道具を制作しており殆どの作品には、「瑞真」の文字が刻まれている為、お手元にお持ちの方でも判断がしやすいかと思われます。
その他には、東京都港区白金台にあるは畠山記念館も有名です。実業家として財を成した畠山一清が私財で設立した私立美術館であり、畠山は即翁の号として茶の湯も嗜んでいたことから同美術館に収められている品物は茶道具を中心に1,300点を越えます。その中には、国宝6点・重要文化財33件が含まれており蒐集家としても優れた目利きの持ち主であると言えます。
茶道具では、大名茶人「松平不昧」や「加賀前田家」が愛用していた品物が収蔵されております。是非、港区にお住まいの方でお近くに行かれた際は訪れてみては如何でしょうか?
【東京都港区での茶道具買取強化作家】
中䑓瑞真(名誉区民・人間国宝)・畠山記念館・北大路魯山人・赤塚自得(香取秀真・板谷波山)・島岡達三(師・濱田庄司)
【東京都港区での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、茶掛軸、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。芸術的・希少的な価値がある物が港区において高額で買取されます。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ港区で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、港区においても例外ではありません。
【竹細工・柄杓師 黒田正玄】
三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の歴代家元に茶杓や花入・香合・菓子器などのお茶道具を収めている職家です。
初代「正玄(七郎左衛門)」は、丹波長重に仕えていた武士でしたが、関ヶ原の戦いにおいて、敗戦した事で浪人になりその後「大津」に移り竹細工職人になります。
豊臣秀吉に柄杓を収めていた「一阿彌」に師事し、竹細工の技術を磨いていきます。次第に、竹細工職人として名が知れてきた頃に京に移り住み、その後に小堀遠州と出会い茶を学びます。
その縁で、江戸幕府御用達の柄杓師となります。また、臨済宗の僧「江月宗玩」の元に参禅していたことで、千家3代「千宗旦」を紹介され柄杓の制作を依頼され納めます。
2代目の正玄は、小堀遠州の推薦により徳川家光の専属の柄杓師として仕えます。3代目から、表千家「覚々斎」と徳川家綱の柄杓師になり三千家との繋がりが生まれます。
4代目になると、将軍家・三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の専属柄杓師として仕え、明治維新によって将軍家が無くなるまで続きます。
三千家については、専属の柄杓師として当代まで続いております。
港区のご自宅に、「黒田正玄」の作品をお持ちでしたら、是非とも茶道具買取えんやにお譲りください。
【千家十職のご紹介】
楽吉左衛門(茶椀師)土田友湖(袋師)飛来一閑(一閑張細工師)黒田正玄(竹細工・柄杓師)駒澤利斎(指物師)中村宗哲(塗師)大西清右衛門(釜師)中川浄益(鋳師)永樂善五郎(土風炉・焼物師)奥村吉兵衛(表具師)
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。港区を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具は歴史を有するものですが、港区での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、東京都港区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。