私ども古美術・骨董えんやでは東京都目黒区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国煎茶器、中国古陶磁器、朝鮮茶道具、朝鮮茶器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶道具、南蛮茶器、南蛮古陶磁器、安南茶道具、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、李朝白磁、高麗青磁、桃山茶道具、桃山茶器、茶掛軸、墨蹟書画掛軸、中国禅僧書画掛軸、日本禅僧書画掛軸、黄檗僧書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸などの買取・査定・鑑定を行っております。目黒区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
東京都目黒区には、国指定重要文化財に指定されている旧加賀藩主前田家16代当主「前田利為」の邸宅が目黒区立駒場公園の一部として一般公開されております。邸宅には和館と洋館にわかれており和館には、江戸時代末期〜昭和にかけて活躍した裏千家出入りの数奇屋師「木村清兵衛」が裏千家の代表的茶室「又隠」を写したとされる茶室を手掛けています。
前田家は、初代「前田利家」が戦国武将「織田信長」の家臣として仕え、豊臣政権時代には五大老の一人として務めた人物です。病死後は、長男の利長が後を継ぎました。五大老の中には、江戸幕府を開いた徳川家康がおります。
又、利長は武家茶人としても名を馳せており茶聖「千利休」の高弟とされる利休七哲の筆頭に挙げられております。秀吉の逆鱗に触れ千利休は切腹を命じられ亡くなりますが、その後に利休の子(少庵)を保護し千家の継続に助力を惜しまなかったと言われております。
【利休七哲】
前田利長・蒲生氏郷・細川忠興・古田重然・牧村利貞・高山長房・芝山宗綱
※上記の七人衆は千利休の孫である千宗旦が述べた話で後に、千家4代「江岑宗左」により前田利長が外され「瀬田正忠」が入っております。
その他に、目黒区には古くから三千家の2流派である表千家・裏千家をはじめ遠州流などのお茶教室も点在しており、各流派の家元や著名な茶人が好むお茶道具を制作する作家もおります。
三千家の祖である千利休以来の大茶人と言われた「益田鈍翁」など数奇者の好み道具を制作する作家に「渡辺喜三郎」の名が挙げられます。又、その弟子には日本工芸会会長賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を持つ漆匠「田所芳哉」がおります。
その他にも、東京都目黒区には、茶道具の茶盌などを主に制作している窯元「帰山窯」があります。初代「井高帰山」は、陶器学校を卒業したのち出石陶磁器試験所で技師として働いていましたが、初代「真葛香山」の目にとまり門弟となり陶芸の技術を身につけます。
この様に、茶道流派ならびに茶人とゆかりのある東京都目黒区には、「真葛香山」「渡辺喜三郎」「田所芳哉」などの作品が残されていると考えられます。お手元にある場合にはお声がけ下さいませ。
【東京都目黒区での強化買取作家】
井高帰山、真葛香山、渡辺喜三郎、田所芳哉
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ目黒区で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、目黒区においても例外ではありません。
【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められたのは1780年前後のため、その歴史は250年といったところでしょう。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、その伝統は現代まで継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。
ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師との兼用で活路を見つけます。その際、樂家=樂焼と区別するために「永樂善五郎」を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。
了全以降は土風炉師にとどまらず、茶碗を中心とする茶道具の伝世品(古くから実用されてきている日常的かつ歴史的作品)も多く残していきます。千家十職としての善五郎の値打はもちろん、現存する「西村善五郎作」の土風炉にも同程度以上の価値がつくといわれているほどです。善五郎は総称であり、その呼び名は現在「永樂善五郎」として統一されています。
【千家十職のご紹介】
楽吉左衛門(茶椀師)土田友湖(袋師)飛来一閑(一閑張細工師)黒田正玄(竹細工・柄杓師)駒澤利斎(指物師)中村宗哲(塗師)大西清右衛門(釜師)中川浄益(鋳師)永樂善五郎(土風炉・焼物師)奥村吉兵衛(表具師)
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、目黒区での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、東京都目黒区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。