私ども古美術・骨董えんやでは東京都中央区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国煎茶器、中国古陶磁器、朝鮮茶道具、朝鮮茶器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶道具、南蛮茶器、南蛮古陶磁器、安南茶道具、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、李朝白磁、高麗青磁、桃山茶道具、桃山茶器、茶掛軸、墨蹟書画掛軸、中国禅僧書画掛軸、日本禅僧書画掛軸、黄檗僧書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸などの買取・査定・鑑定を行っております。中央区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(東京都渋谷区広尾本店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
東京都中央区には茶道具、茶器、煎茶器を所蔵・展示している美術館がいくつかあります。
中央区日本橋室町にある三井記念美術館もその中の1つです。三井記念美術館には、国宝に指定されている2つの茶盌のうちの1つ志野茶盌、銘「卯花墻」があります。もう1つは本阿弥光悦作の白楽茶盌、銘「不二山」で数ある茶盌の中でも国宝指定はこの2点のみです。志野茶盌「卯花墻」は美濃の牟田洞窯で焼かれた茶盌で、歪んだ沓形、篦削り、釉下鉄絵などは織部好みと呼ばれる作風に仕上がっています。その他に重要文化材の黒楽茶盌 銘「俊寛」大名物唐物肩衝茶入、銘「北野肩衝」など茶道具・茶器を中心に美術工芸品は約4,000点を収蔵しています。
東京都中央区は茶道具・茶器など制作する作家も生んでいます。木工芸家の須田 桑翠は(明治43年)東京都中央区に江戸指物師の子として生まれます。初め父である須田桑月について、木工の基本を収得。その後、木工師の梶田恵に師事します。独立後、須田桑翠は茶道具・茶器を制作し、茶棚や盛皿、菓子器なども現存しています。息子の須田賢司も木工芸師となり2014年木工芸の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
その他にも、漆芸家の「植松包美」もお茶道具である棗や香合などを制作しておりました。植松は、蒔絵師であった父「抱民」と図案家の「岸光景」に蒔絵技法ならびに図案の基礎を学び、数々の名品を世に残しております。又、明治初期にかけては「赤塚自得」と並び称された作家でもあります。
このように東京都中央区は茶道に親しむ良い環境下にあると言えるのではないでしょうか。従って、東京都中央区にお住まいの方や実家や会社、仕事場をお持ちの方の中に茶道を嗜む方々も多いのではないでしょうか。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ中央区で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、東京都中央区においても例外ではありません。
【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められたのは1780年前後のため、その歴史は250年といったところでしょう。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、その伝統は現代まで継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。
ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師との兼用で活路を見つけます。その際、樂家=樂焼と区別するために「永樂善五郎」を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。
了全以降は土風炉師にとどまらず、茶碗を中心とする茶道具の伝世品(古くから実用されてきている日常的かつ歴史的作品)も多く残していきます。千家十職としての善五郎の値打はもちろん、現存する「西村善五郎作」の土風炉にも同程度以上の価値がつくといわれているほどです。善五郎は総称であり、その呼び名は現在「永樂善五郎」として統一されています。
【千家十職のご紹介】
楽吉左衛門(茶椀師)土田友湖(袋師)飛来一閑(一閑張細工師)黒田正玄(竹細工・柄杓師)駒澤利斎(指物師)中村宗哲(塗師)大西清右衛門(釜師)中川浄益(鋳師)永樂善五郎(土風炉・焼物師)奥村吉兵衛(表具師)
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、中央区での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、東京都中央区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。