那須塩原市茶道具買取査定

　栃木県那須塩原市で注目したい茶道具の1つに、峯岸勢晃の手がける“青瓷（あおじ）”が挙げられます。隣の那須町を活動拠点とする峯岸勢晃は、中国宋時代に繁栄した青磁の研究や再現性に定評がある陶芸家です。なお陶器を青瓷、磁器を青磁として分けます。

　長野県小布施町や栃木県益子町などで修行を積んだ峯岸勢晃は、40代前半の時に那須町に移住。日本伝統工芸展で10回以上の入選歴を誇り、益子陶芸美術館をはじめとする個展活動も幅広く展開しています。益子焼をルーツに持ち、青瓷の色彩を自在に使いこなすのが峯岸勢晃の特徴です。

　そんな那須塩原市の茶道具事情といえば、栃木県が誇る益子焼も買取市場に出回る傾向にあります。やはり代表格は益子焼における「中興の祖」と呼び声が高い、人間国宝の濱田庄司です。いわゆる“用の美”を携えた民藝陶器を数多く残した濱田庄司。「掛け流し」や「赤絵」といった技法を得意とし、自ら編み出した「糖黍文」は濱田庄司のトレードマークです。そのほか益子焼では濱田庄司によって才能が開花した、加守田章二や島岡達三の名も知られています。

【那須塩原市での茶道具買取強化作家】
田村耕一・加守田章二・濱田庄司・勝城蒼鳳・藤沼昇

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ那須塩原市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、那須塩原市においても例外ではありません。

【千家十職の顔『樂家』のご紹介】
　樂吉左衞門は、安土桃山時代から約450年にわたって続く、樂焼茶碗の当代が襲名する名称です。千家十職の古株であり、歴史研究家などの中には「千家十職の筆頭」として樂家の名を挙げる人も少なくありません。樂茶碗は代々、一子相伝のスタイルを継承し、「手づくね」といわれる制法を用います。ろくろを使用せず、手とへらだけで成形する作風が特徴です。近代における樂茶碗の代表作は、樂吉左衞門館に収蔵される15代・直入作の「焼貫黒樂茶碗 風舟」や「焼貫黒樂茶碗 氣昏雨已過 突兀山復出」などが挙げられます。2019年には、直入の長男である篤人が16代・樂吉左衞門を襲名しました。

　千家十職には、土風炉・焼物師「永樂善五郎」、指物師「駒澤利斎」、楽焼茶碗「樂吉左衞門」、表具師「奥村吉兵衛」、一閑張細工師「飛来一閑」、塗師「中村宗哲」、袋師「土田友湖」、鋳師「中川浄益」、釜師「大西清右衛門」、竹細工・柄杓師「黒田正玄」の10職家が表千家・裏千家・武者小路千家の家元に仕えております。那須塩原市にお住いの方で千家十職の作品をお持ちの際は、是非お茶道具買取専門のえんやにお声がけ下さいませ。

　茶道具は歴史を有するものですが、那須塩原市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、栃木県那須塩原市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで、那須塩原市にお住いのお客様から中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。