足利市茶道具買取査定

　足利市といえば、栃木県でも有数の茶の湯どころとして知られた町です。とはいえ、長い歴史を有するものではなく、江戸時代後期から徐々に浸透していったといわれています。その礎を築いた人物とされているのが、足利市猿田町出身の茶人「長四郎三（ちょうしろぞう）」です。回船問屋の三代目として豪商家系に育った四郎三は、江戸に出て名の知れた茶人から茶道の手ほどきを受け、のちには大名を招くほどの茶会も開くほど腕前を上げたといわれています。明治時代の初頭には足利市の生家に茶室「物外軒」を構え、自ら表千家不白流の門人として、地元の要人に茶を振舞っていたそうです。茶室の前に広がる日本庭園は、2008年に国の登録記念物（名勝地）として指定されています。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ足利市で、表千家、裏千家、武者小路千家、など家元の茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、茶道具買取えんやは、足利市において千家十職の買取に力を入れております。

【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称

・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号

・大西清右衛門
京都市中京区の三条釜座に工房があり、400年以上続く京釜師で、歴代当主は「古田織部」「小堀遠州」などにつかえ、大西家の基礎を築いた。

・中村宗哲
塗師を専業とし、400年以上続いている。数々の代表作があり、一部として「江岑好」「乱菊中棗」「ブリブリ香合」「野風茶器」など多くの作品を出している。

・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる

・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの茶入製作を専業とする袋師

・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作

・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作

・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師

・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式（茶碗、棗、茶杓、茶入、茶壺、花入、炉縁、香合、茶籠、水指、棚、水屋箪笥、釜、炉縁、台子、風炉先、風呂先屏風、掛軸、茶壺、結界、朝鮮風炉窯、電熱風炉釜、立礼セット、懐石セット、野立てセット）などの査定・鑑定・買取も対応しております。

　茶道具・茶器は、共箱がある状態のほうが買取価格の値段は高価となります。茶道具や作家物のお品物は殆どの場合、共箱に入っております。共箱は茶道具の銘、作者の名前、家元の書付花押などが書かれている木箱の事で、買取する上で重要なものとなりますので、古くなって壊れていてもお捨てにならずに茶道具と一緒に鑑定時にお見せください。もちろん共箱がない状態でも買取査定致しますのでご安心ください。茶道具買取えんやでは専門の鑑定士が足利市へお伺いし出張買取査定致します。

　足利市にお住まいの方、ご実家のある方、法人様などでお手持ちの茶道具・茶器・煎茶器をご売却の際は茶道具買取えんやまでご用命下さい。足利市まで出張にてお伺いし買取致します。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、足利市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定に定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、茶道具買取えんやにご安心してご連絡くださいませ。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。