私ども茶道具買取えんやではさいたま市岩槻区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。さいたま市岩槻区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
お茶の生産量が全国10位と盛んな埼玉県。特に日本三大茶の一つに数えられる「狭山茶」の生産地として知られています。埼玉県でのお茶栽培は、全国的に見ても比較的後発で鎌倉時代に僧侶の「明恵上人」が川越市にお茶の木を植えたのが最初です。栽培自体が本格的に広がったのは江戸時代後期と言われており当時は、「河越茶」として親しまれておりましたが、明治時代に輸出するためにブランドを統一し「狭山茶」になりました。狭山茶の生産地としては、埼玉県西部の入間市、所沢市、狭山市が中心となります。
江戸期の岩槻城(現在のさいたま市岩槻区)では、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の祖である千宗旦の四天王と言われた山田宗偏が岩槻城主七代目の小笠原忠知の茶頭を務め以後、43年もの間仕えております。その間に、「茶道要録」「茶道便蒙抄」「利休茶道具図絵」を刊行し、誰もが気軽に茶の湯を楽しめるように尽力した流派です。この様な、茶道との縁の深い岩槻区において千宗旦や山田宗偏が愛用していたお茶道具が眠っているかもしれません。代々、岩槻区にお住まいの方でご自宅の蔵などに年代物のお茶道具が眠っている際は、是非お声がけ下さいませ。
その他にも、さいたま市岩槻区と繋がりが強い「松永耳庵」「益田鈍翁」「野崎幻庵」が蒐集していた茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、さいたま市岩槻区においても例外ではありません。
【さいたま市岩槻区での強化買取】
松永耳庵・益田鈍翁・野崎幻庵・田口善国・田口義明・原清・増村紀一郎・長野垤志・増田三男・内藤四郎
【さいたま市岩槻区での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入、茶掛軸、急須、香道具などが挙げられます。歴史的かつ希少性の高いお茶道具が高額で買取されます。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
中川浄益をはじめ、「駒沢利斎(指物師)」「奥村吉兵衛(表具師)」「大西清右衛門(釜師)」「飛来 一閑(一 閑 張 細 工 師)」「土田友湖(袋師)」「黒田正玄(竹 細 工 / 柄 杓 師)」「中村宗哲(塗師)」「樂吉左衞門(茶碗師)」「永樂善五郎(焼物師/土風炉)」を含む10職家の事を千家十職と言います。さいたま市岩槻区にお住まいの方で千家十職が制作したお茶道具の売却を検討されている場合は、茶道具買取えんやにお声がけ下さいませ。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、さいたま市岩槻区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにもさいたま市岩槻区のお客様から定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。