和泉市茶道具買取査定

　和泉市といえば、大阪でも堺市と肩を並べる茶の湯の文化が浸透する町です。それを象徴づけるスポットとして、1982年の開館以来、注目され続けている和泉市久保惣記念美術館が挙げられます。1万点以上といわれる所蔵数もさることながら、国宝や数多くの重要文化財を有することが同館の特徴です。茶道具や茶器の所蔵も目立ち、2014年には約70点の茶道具による常設展「茶のもてなし」が人気を博しました。

　同館が所蔵する主な茶道具では、「唐津茶碗 銘三宝」や「黒織部茶碗」などが有名どころです。また、茶道具にとどまらず、3棟の茶室も国の有形文化財に登録されています。茶室に付属する玄関や縁側なども含めた合計10点が同文化財として認定され、週末を中心に常時、茶道関連イベントなどが開催されており、和泉市において茶道文化が深く浸透していることがうかがえます。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ和泉市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、和泉市においても例外ではございません。

【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作

・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称

・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、現在まで13代にわたり中村家の直系が襲名している

・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師

・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号

・大西清右衛門
現在は16代目が当主を務め、400年以上の歴史を有する京釜師

・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる

・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの茶入製作を専業とする袋師

・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作

・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。

　茶道具は歴史を有するものですが、和泉市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、和泉市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。