私ども茶道具買取えんやでは沖縄県うるま市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。沖縄県うるま市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(沖縄店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
沖縄に伝わる茶道文化といえば、琉球由来の相互補助の意を指す「ゆいまーる」が知られています。結い+まーる(順番)から「お互いに順番通り」という“ゆいまーる精神”にちなんだものです。江戸時代初期に琉球王国の8代国王・尚豊王が茶道を沖縄の地に普及させて以来、独特の“喫茶文化”を築いてきました。
この“ゆいまーる”に基づいた沖縄ならではの茶道文化は終戦後、裏千家によって受け継がれます。沖縄返還の10年ほど遡る1963年に「裏千家淡交会沖縄支部」が発足し、2021年に創立60周年を迎えたことは記憶に新しいところです。翌2022年は沖縄返還50周年の節目を迎えているだけに、裏千家の文化貢献度も表沙汰になりました。
そんな沖縄本島、ひいては沖縄県うるま市などでも愛用されていた茶道具の1つが、李氏朝鮮時代に伝わったとされる三島茶碗です。数多の歴史を経て現代では、地元沖縄の陶芸家・親川唐白が「琉球花三島」を確立させています。そのほか沖縄を代表する漆芸家・前田孝允などが引き継いだ「琉球漆器」による棗も、うるま市で出回る傾向にある茶道具です。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つうるま市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。また、茶道具は歴史を有するものですが、うるま市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、うるま市においても例外ではありません。表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。うるま市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
千家十職とは、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)をはじめ、各流派の家元が好むお茶道具を専属で製作する十の職家、「駒澤利斎」「奥村吉兵衛」「飛来一閃」「大西清右衛門」「黒田正玄」「土田友湖「中川浄益」「中村宗哲」「樂吉左衛門」「永樂善五郎」を指します。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、うるま市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも沖縄県うるま市のお客様から定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。