私ども茶道具買取えんやでは沖縄県名護市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。沖縄県名護市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(沖縄店)、宅配買取も行っております。。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
薩摩焼の茶道具が伝わる、との見方もある沖縄県名護市。この説で鍵を握るのは、江戸時代初頭の琉球侵攻と、その軍を率いた薩摩藩主の島津親子、そして上陸地から首里城陥落までのルートにあります。薩摩焼の“生みの親”である島津義弘、その三男・島津家久(忠恒)が初上陸を果たしたのは、名護市からほど近い今帰仁村の運天港でした。
ちなみに薩摩焼は、父・島津義弘が朝鮮出兵の際に現地の陶工を渡来させたことに端を発します。また島津義弘は当時すでに隠居の身ではあったものの、かつては千利休の弟子として秀吉主催の茶会に頻繁に招かれた大名茶人でもありました。そんな父の背中を見て育った島津家久は、自らも茶道への造詣を深めたと伝えられています。
運天港から一路、首里城を目指した島津家久軍。名護市に到着後、現在の国道58号線を進軍したとされており、その区間では島津家ゆかりの薩摩焼などが散見するそうです。なお琉球侵攻当時の島津義弘といえば、薩摩焼のプロデュースと同時進行で、自身も茶陶制作に精を出していた時期。琉球上陸の3年後には、親交を深めた古田織部が島津義弘に茶陶の称賛や助言の旨を記した書簡を送っていることから、上々の腕前も伺わせるところです。この書簡は、2002年に国宝として認定されています。
こうした事象を踏まえた上で、名護市周辺には島津義弘の得意とした肩衝(茶入れ)、それも初期段階での茶陶や茶道具が眠るのではないか、と推測する専門家も少なくないそうです。勿論、千利休や古田織部との縁がある名護市には、両名が愛用していたお茶道具が残されている可能性もございます。
【名護市での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。歴史的かつ希少性の高いおお茶道具が高額で買取されます。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ名護市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、表千家との繋がりのある名護市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永樂善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題に
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを専業とする袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
表千家や裏千家・武者小路千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。名護市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具は歴史を有するものですが、名護市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、沖縄県名護市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。