私ども茶道具買取えんやでは奈良県大和郡山市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。奈良県大和郡山市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
大和郡山市ゆかりの茶道具といえば、千利休から続く“黄金系譜”です。かつて千利休は郡山城主・豊臣秀長の茶道指南役として、大和郡山市に滞在したと伝えられています。そんな秀長は兄であり関白の豊臣秀吉を招いた茶会も行ったとされ、天下人から直々に給仕係を命じられたのが、まだ10歳の小堀遠州でした。
豊臣秀吉の重臣であった父に連れられ、大和郡山市の城下町に移住してきた小堀遠州。7歳~17歳までを大和郡山市で過ごし、その後も何度か“第二の郷里”に足を運んだといわれています。ちなみに前述の茶会に同席していた千利休は当時67歳、終焉に迫った“茶聖”と出会うことで、若き小堀遠州は「侘茶の直伝」を受けた、という逸話も語り草です。
大和郡山市を出た小堀遠州は京都で古田織部に師事し、後年は徳川幕府の普請奉行として数々の名城や庭園を手がけたことでも知られています。大和郡山市でも本門寺(筒井町)に枯山水の庭園を残しており、その眺めを味わえる書院式茶席「洗心亭」は実際に小堀遠州が居間として使っていた説も。
こうした作庭家として成功を収めつつ、茶人としても名声を手に入れていった小堀遠州。3代将軍・徳川家光の茶道師範を皮切りに、現代にいたる遠州流を全国に広め、同時に多くの窯元の指導役も担いました。大和郡山市に伝わる赤膚焼がその1つで、茶道具から派生した歴史を持つと同時に「遠州七窯」に数えられるほどです。当時の郡山城主に座った本多政勝が、最晩年の小堀遠州を茶会に招いたことで、赤膚焼は長きにわたる歴史の口火を切ったといわれています。千利休から茶の湯のいろはを教わった大和郡山市は、小堀遠州にとって特別な場所だったかもしれません。
そして、この2大系譜を継ぐのが、現在の大和小泉駅の周辺一帯を居城にした片桐石州です。大和郡山市小泉町には片桐小学校・中学校のほか、境内全体を茶室に見立ててつくられた慈光院も片桐石州の建立として現在します。片桐石州も小堀遠州と同様に大名茶人にとどまらず、徳川幕府の普請奉行で培った建築や作庭などの実績を多く有するオールラウンダー。2代大和小泉藩主の片桐石州は、徳川家康から焼失した京都・知恩院の修復を任命され、そこで交流を深めたのが小堀遠州でした。修復作業が9年と長期に及んだことで、片桐石州は小堀遠州や金森宗和から茶の湯を学んだほか、千利休ゆかりの大徳寺を訪れては禅の教えを受けていたと伝えられています。
この京都時代には大徳寺に茶室「高林庵」を完成させており、先に記した慈光院建立の際は同寺の最高住職を開山に迎えた記録も。後年は水戸黄門で有名な水戸光圀、さらには4代将軍・徳川家綱の茶道指南役を務めた片桐石州。これを機に明治維新まで将軍家の茶道指南役を担うことになり、石州流は現代にいたる知名度を確立させたといわれています。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ大和郡山市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、大和郡山市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具における千家十職一覧】
樂吉左衛門(茶碗師)
永樂善五郎(土風炉・焼物師)
奥村吉兵衛(表具師)
飛来一閑(一閑張細工師)
中村宗哲(塗師)
土田友湖(袋師)
中川浄益(鋳師)
駒澤利斎(指物師)
大西清右衛門(釜師)
黒田正玄(竹細工・柄杓師)
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も大和郡山市で対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、大和郡山市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、奈良県大和郡山市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。