私ども茶道具買取えんやでは長野県塩尻市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。長野県塩尻市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(長野本店、松本店、長野市店、飯田店、伊那店、上田店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
木曽路はすべて山の中にある──。長野県塩尻市の茶道具は、この島崎藤村の「夜明け前」を飾る冒頭の一文に尽きる、と言っても過言ではないでしょう。有名な出だしの一文は、この「夜明け前」という長編小説を網羅するともいわれています。それは木曽路の宿場町のなかで最高地点の奈良井地区、ひいては木曽平沢地区に伝わる木曽漆器にも同じことが言えそうです。
約400年の歴史を有する木曽漆器は、塩尻市きっての伝統工芸。そのメッカはJR塩尻駅周辺に形成された市街地ではなく、20キロほど南下した木曽平沢地区に群がります。奈良井宿とは1駅区間、2キロに満たない近距離を結ぶのが木曽路です。昔ながらの民宿や食事処が揃う奈良井宿に対し、木曽平沢には100軒前後の木曽漆器店および工房が軒を連ねます。
木曽漆器といえば、大半の工房で茶道具も手がけていることが特徴の1つです。全国を見ても個人単位では漆の茶道具制作は多いものの、塩尻市に肩を並べる集団事例は皆無といわれています。そんな木曽漆器の茶道具は、棗や盆が主流です。
とはいえ、チャレンジ精神が旺盛な木曽漆器の職人衆は、ガラスやメダルといった新ジャンルでの取り組みも注目されるほど。もしかしたら木曽漆器を施した本格的な抹茶碗の登場も、“夜明け前”の段階まできているのかもしれません。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ塩尻市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。一方で昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、塩尻市においても例外ではありません。又、古くより表千家・裏千家との繋がりもある塩尻市には、歴代の家元が使用していた木曽漆器の茶道具も眠っていると考えられます。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを制作する袋師
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
茶聖こと千利休の茶流を正統に引き継いだ三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)や各流派の歴代・当代家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。塩尻市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、長野県塩尻市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。