私ども茶道具買取えんやでは長野県大町市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。長野県大町市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(長野本店、松本店、長野市店、飯田店、伊那店、上田店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
北アルプスの玄関口として、広大な連山から流れ出る“水”が自慢の長野県大町市。それ故に自然の湧水で点てる抹茶は格別で、大町市の茶道人口も多いといわれています。そんな大町市の茶道流派は表千家や裏千家が主流で、5月末に行わる合同茶会(文化会館:サン・アルプス大町)が定番イベント。そのほか霊松寺や平公民館でも、茶事を設ける機会が多いようです。
こうした現代に根付く大町市の茶道文化のルーツに踏み込むと、意外な一面も見えてきます。茶道研究家をはじめとする専門家の間では、千国街道(ちくにかいどう)で結ばれた新潟県、ひいては糸魚川市にルーツがある、との説を唱える人も少なくありません。
糸魚川の茶道といえば、広く新潟県に浸透している石州流越後怡渓派。茶道具に関しては、10代新発田藩主「溝口直諒」の石州コレクションが有名です。俗に溝口コレクションと呼ばれるもので、織部沓茶碗や伊羅保茶碗「団扇」などが現存する代表的な茶道具として知られています。
総じて、古くから大町市の歴史を支えてきた“塩の道”こと千国街道を経由し、新潟の茶道文化とともに溝口コレクションも流れ着いた、というのが前述の説です。上質な水が豊富な点を踏まえると、その味に相応しい茶道具も必要と考えた、といった見方もできるのではないでしょうか。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ大町市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。また、茶道具は歴史を有するものですが、大町市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
【お茶道具買取品目】
釜、棚、風炉先屏風、立礼セット、懐石セット、朝鮮風炉釜、茶碗、棗、茶杓、茶入、茶壺、花入、炉縁、香合、茶籠、水指
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、大町市においても例外ではありません。表千家や裏千家など各流派の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。大町市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
中川浄益をはじめ、「駒澤利斎」「奥村吉兵衛」「飛来一閑」「大西清右衛門」「黒田正玄」「土田友湖」「永樂善五郎」「中村宗哲」「樂吉左衛門」の10の職家は、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)専属の職家として、家元の好むお茶道具を制作しています。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、長野県大町市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。