私ども茶道具買取えんやでは長野県茅野市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。長野県茅野市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(長野本店、松本店、長野市店、飯田店、伊那店、上田店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
長野県茅野市には、世界的な茶室があります。アメリカのニュース情報誌に取り上げられた、通称「フジモリ茶室」です。空中茶室こと「空飛ぶ泥船」をはじめ、ゲゲゲの鬼太郎の家を彷彿させる「高過庵」、竪穴式住居のような地下空間に設けられた茶室「低過庵」があるのは、茅野市宮川地区の茅野市神長官守矢史料館。建築家の藤森照信が設計し、茅野市の観光名所にも数えられています。
ちなみに、前述の「TIME誌」にフジモリ茶室が取り上げられた際のタイトルは「世界で最も危険な建物TOP10」という特集記事で、1位に輝いたのはピサの斜塔だったそうです。名誉か不名誉かは個人の価値観によるでしょうが、この掲載を通してフジモリ茶室の名は一躍世界へと知れわたることに。2010年には茅野市美術館の開館30周年イベントとして、フジモリ茶室のパネル展が開催されています。
まさに独特な観点で茶道感を表現する藤森照信。2021年には茶道具制作の大御所「樂吉左衞門」との対談が実現し、その様子はメディアも取り上げたほどです。樂家は千家十職と呼ばれる、茶道具づくりの最高峰に位置づけられる名家であり、10代目の時には表千家9代「了々斎」と共に紀州徳川家に仕えていた歴史も御座います。樂吉左衞門は、約400年にわたる一子相伝の技を今に伝えています。千家十職については後述でも詳しく紹介していますので、茶道具を売買する際の目安にされてみては。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ茅野市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、茅野市の歴史を考えましても樂家歴代当主の価値ある作品が眠っている可能性が御座います。
【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められたのは1780年前後のため、その歴史は250年といったところでしょう。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、その伝統は現代まで継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。
ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師との兼用で活路を見つけます。その際、樂家=樂焼と区別するために「永樂善五郎」を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。
千家十職とは、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)をはじめ、各流派の家元が好むお茶道具を専属で製作する十の職家、「駒澤利斎」「奥村吉兵衛」「飛来一閃」「大西清右衛門」「黒田正玄」「土田友湖「中川浄益」「中村宗哲」「樂吉左衛門」「永樂善五郎」を指します。
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、茅野市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、長野県茅野市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
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