私ども茶道具買取えんやでは京都府宇治市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。京都府宇治市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(京都府西京区店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
お茶は、日本の食文化を代表する一つ。それは日本人が箸を使うのと同じくらい、ポピュラーな存在といえるでしょう。京都府の南に位置する宇治市はそんなお茶の本場で、日ごろ日本人が口にする「緑茶」の代表的な産地。実は宇治茶とは、“緑茶の地域ブランド名”なのです。それとは別に呼び方を“日本茶”に変えると、広義に煎茶と抹茶の2つに分かれます。しかし前者の煎茶も、これまた緑茶の一種にすぎません。つまり“お茶の間”という言葉を引き合いに出せば、日常的に飲んでいるものは緑茶であり煎茶ということです。
そんな煎茶のルーツが、この宇治市にはあります。発祥は1600年代半ば、中国から伝来したとされており、その人物こそが宇治市にある黄檗宗萬福寺の初代住職「隠元隆琦」です。中国福建省出身の隠元は長崎を経由して京都にたどり着き、禅の普及に邁進。その傍ら、煎茶道についても熱心に説いていたといわれています。1700年代に入ると、佐賀出身の売茶翁が京都に出て煎茶をより庶民レベルに。京都に出る前の売茶翁は、長崎にある隠元ゆかりの唐寺で煎茶道を学んだという説もあるほど。黄檗宗萬福寺では隠元以降、歴代の住職が煎茶道の精神を受け継いでいます。昭和には、別団体で黄檗流煎茶道と呼ばれる立礼式の流派も確立。それは京都にとどまらず、教室を全国展開する形で黄檗流煎茶道を今に伝えています。
又、茶聖としても知られる千利休が大成した「茶の湯」は、宇治茶を第一としていたこともあり、茶の湯とのつながりも深い宇治市において、茶道具買取えんやでは茶道具・茶器・煎茶器の買取を積極的におこなっております。
特に、表千家をはじとした三千家や各家元専属として茶道具を創作している、千家十職の買取査定のご依頼を多く頂いております。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの製作を専業とする袋師
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。宇治市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、時代のある中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、京都府宇治市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。