私ども茶道具買取えんやでは京都府亀岡市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。京都府亀岡市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(京都府西京区店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
京都府亀岡市と言えば、「本能寺の変」で、主君を討った明智光秀が有名ですが、光秀は武人・知将としてだけではなく、茶人としても名が知れております。又、茶道具といえば、メードイン千家十職が言わずと知れた業界ブランド。千利休の侘茶で使われる茶道具を10の職方が担い、一子相伝のスタイルで約400年の歴史を有します。千家十職は京都市内を拠点とし、家督も代々、身内で引き継くのが習慣。そんな古来の仕来りを重んじる世界において、稀に“外の血”が入ることも珍しくありません。茶道具の花形こと茶碗を手がける千家十職の一つ「楽吉左衛門」の家系でも、十一代目「慶入(1817年~1902年)」の時代にありました。それ以前にも五代目と六代目が立て続けに婿養子として一門を継いだため、当時は異例のことではなかったかもしれません。
慶入も十代目「旦入」の娘婿として、十一代楽吉左衛門を襲名しています。楽家の見解によれば75年の作陶生活とあるため、おそらく10歳の頃から一門に出入りしており、その筋もあったに違いないでしょう。慶入は亀岡市で生まれ、実父は酒造家の小川直八。27歳で楽吉左衛門十一代目を襲名後は、楽家のお家芸である「赤楽茶碗」で名を轟かせたようです。また慶入の時代は奇しくも幕末から明治維新へと変貌を遂げる変革期であったため、茶道をはじめとする旧来の伝統工芸文化などに変化が生じていたようです。しかし慶入は廃れつつある時流を逆境の如く切り返し、明治モダンや大正ロマンを見据えた瀟洒な作品で挽回を図ったといわれています。いわば慶入が残した功績は「楽家近現代の祖」と言っても過言ではないかもしれません。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ亀岡市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定を積極的に実施しています。三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)をはじめ、小堀遠州流、久田流、堀内流、山田宗偏流など、家元が使用するお茶道具の買取依頼が増えております。
特に、亀岡市とのつながりが非常に深い「楽吉左衛門」が創作したお茶道具のご売却なら茶道具買取えんやにご用命ください。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である。代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの製作を専業とする袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
お茶の長い歴史の中で使われてきた茶道具は多岐にわたり、茶碗・釜・盆・風炉先屏風・柄杓・水指・水注薬缶・茶巾・茶筅・袱紗ばさみ・茶巾筒・香合・袱紗・建水・茶杓・茶器・蓋置・台子・菓子器・掛け物・花入など多くの種類があります。茶道具にも、夫々の背景や歴史が存在し、正しい鑑定をおこなうには、豊富な経験と知識をもちあわせた茶道具の専門鑑定士でなければ買取査定ができません。
茶道具買取えんやでは、豊富な知識・経験を持つ代表鑑定士が、ご自宅までお伺いし買取査定をさせて頂きます。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、亀岡市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。