私ども茶道具買取えんやでは横浜市緑区において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。横浜市緑区への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
横浜市緑区で茶道具を売買する際は、横浜出身で近代日本美術の発展に大きく貢献した「岡倉天心」の希少なコレクションを狙うのも一手かもしれません。岡倉天心といえば広くは絵画の分野で知られた教育者・思想家ですが、実は茶の湯の精神を重んじていた側面も。明治維新へと向かう横浜の開港地に生まれ、外国人が行き交う居留地で7歳から英語を学んだ岡倉天心。その翌年には母の死に伴い緑区三保町の長延寺に2年ほど預けられ、住職から漢詩と英語の手ほどきを受けたと伝えられています。
その後は一家で上京し、天心は東京大学に進むと、アメリカ人教師のフェノロサから日本美術史の薫陶を受け、これを機にコレクション収集に走りました。大学卒業後は海外流出を防ぐための文化財保護活動を経て、現在の東京芸大や日本美術院を創設するなど、今日にいたる基盤を確立。晩年は活躍の場をボストンへと移し、現地でも引き続き東洋美術品の収集に精を出しました。
帰国後は、学生時代から嗜んでいた茶の湯と現地での体験を踏まえまとめた、「The Book of Tea」を上梓。指南書ではなく、あくまで日本の生活や文化を説いた内容が海外で反響を呼び、岡倉天心の名は世界に知れわたりました。当時は真葛香山などの陶芸コレクションに見られる、輸出が盛んだった時期です。岡倉天心が所有したコレクションの全貌は明らかになってはいませんが、その生涯を振り返ると一定数あることは間違いないでしょう。
【横浜市緑区での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、茶掛軸、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。芸術的・希少的な価値がある物が緑区において高額で買取されます。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ緑区で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、緑区においても例外ではありません。
【竹細工・柄杓師 黒田正玄】
三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の歴代家元に茶杓や花入・香合・菓子器などのお茶道具を収めている職家です。
初代「正玄(七郎左衛門)」は、丹波長重に仕えていた武士でしたが、関ヶ原の戦いにおいて、敗戦した事で浪人になりその後「大津」に移り竹細工職人になります。
豊臣秀吉に柄杓を収めていた「一阿彌」に師事し、竹細工の技術を磨いていきます。次第に、竹細工職人として名が知れてきた頃に京に移り住み、その後に小堀遠州と出会い茶を学びます。
その縁で、江戸幕府御用達の柄杓師となります。また、臨済宗の僧「江月宗玩」の元に参禅していたことで、千家3代「千宗旦」を紹介され柄杓の制作を依頼され納めます。
2代目の正玄は、小堀遠州の推薦により徳川家光の専属の柄杓師として仕えます。3代目から、表千家「覚々斎」と徳川家綱の柄杓師になり三千家との繋がりが生まれます。
4代目になると、将軍家・三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の専属柄杓師として仕え、明治維新によって将軍家が無くなるまで続きます。
三千家については、専属の柄杓師として当代まで続いております。
緑区のご自宅に、「黒田正玄」の作品をお持ちでしたら、是非とも茶道具買取えんやにお譲りください。
【千家十職のご紹介】
楽吉左衛門(茶椀師)土田友湖(袋師)飛来一閑(一閑張細工師)黒田正玄(竹細工・柄杓師)駒澤利斎(指物師)中村宗哲(塗師)大西清右衛門(釜師)中川浄益(鋳師)永樂善五郎(土風炉・焼物師)奥村吉兵衛(表具師)
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。緑区を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具は歴史を有するものですが、緑区での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、神奈川県横浜市緑区という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。