私ども茶道具買取えんやでは鹿児島県南さつま市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。鹿児島県南さつま市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
砂丘が自慢の南さつま市で茶道具を売買する際は、しばしばオークションなどでも場を騒然とさせる“中国天目茶碗”に着眼するとよいかもしれません。鹿児島県南さつま市の北部を横切る万之瀬川の河口に、日本三大砂丘の1つ「吹上浜」があります。ゴールデンウイークに開催される「吹上浜砂の祭典」は、南さつま市で恒例の一大イベントです。
そんな白砂青松に広がり、東シナ海を一望できる町一番の観光スポットから万之瀬川沿いを少し進むと、多くの中国茶器や常滑焼などが出土されていることで有名な「芝原遺跡」に到着します。南さつま市役所から北上すること約2km地点です。なお芝原遺跡にとどまらず、南さつま市は万之瀬川の流域を中心に多くの遺跡(栫ノ原・上加世田遺跡など)が点在することでも知られています。
これまで芝原遺跡で発見された中国天目茶碗は、推定1400~1500年代にかけて。千利休や古田織部らが台頭していく“侘び茶”の約1世紀前で、その当時は中国青磁を先駆けにした天目茶碗などへといたる、大陸から運ばれてきた歴史があります。こうした背景もあってか、地元の個人所有者が南さつま市に寄贈するケースは少なくないそうです。それとは別に、やや千利休の茶の湯からは視点が離れるものの、日本六古窯に数えられる常滑焼もオークションで抜群の人気を誇ります。
やはり昨今における常滑焼といえば、代名詞の「急須」です。愛知県・知多半島産の強度な陶土を原料しているため、当初は大甕などが主流であったものの、近現代にいたっては急須や風炉に見られるスリム化路線をたどりました。また六古窯に数えられるだけあって歴史も1000年以上と古く、昭和から平成と長きに活躍し“常滑焼急須”の人間国宝に認定された山田常山(3代目)は、稀代の名工と称される1人です。中国天目茶碗のみならず、山田常山の名も覚えておくと役立つかもしれません。
【南さつま市でのお茶道具買取品目】
茶器、煎茶器、棚、水屋、釜、炉縁、台子、風炉先、茶壺、結界、立礼セット、懐石セット、電熱風炉釜
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ南さつま市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、南さつま市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永樂善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題に
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを専業とする袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。勿論、三千家以外の遠州流や織部流など有名茶道流派の家元が愛用していたお茶道具も買取対象ですので、お持ちの方はお声がけ下さいませ。
茶道具は歴史を有するものですが、南さつま市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、鹿児島県南さつま市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。