私ども茶道具買取えんやでは鹿児島県出水市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。鹿児島県出水市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
熊本県に隣接する鹿児島県出水市は、全国で2番目の生産量を誇る“かごしま茶”の主要産地の1つです。惜しくも静岡茶には甘んじているものの、実は出水市には複数の日本一があります。日本最大と紹介されている武家屋敷群や鶴の渡来数のほか、近年では日本一の大鈴も知名度を高めつつある傾向です。
出水市麓町に形成されている武家屋敷群は、薩摩国当主の島津家が隣国の肥後から攻撃を防ぐため強化を施したことに端を発します。当時は約150軒の武家屋敷が集まっていたそうで、現代にいたってもその数は100以上と大規模。公開武家屋敷「税所邸」では年間を通して茶会を開催しており、インバウンドを含めた観光客の利用で人気を博します。
いわゆる守護地として重視された出水市は元々、島津家が菩提寺とした背景も。出水市野田町に鎮座する古刹「感応禅寺」には、島津家初代~5代当主までの墓があることで知られています。この歴史をくんだ17代当主・島津義弘は、長きにわたる時代を経て出水市に再着目し、外城制度を設けた末に集まっていったのが出水麓武家屋敷群です。
こうした一方で1998年の完成以来、高さ4mと規格外のサイズで観光客の目をひいているのが、箱﨑八幡神社(出水市上知識町)の大鈴です。これとは別の鈴の形をした宝物殿も、箱﨑八幡神社の名物として人気を博します。ちなみに鈴といえば薩摩錫(すず)器が、郷土の伝統工芸として高名です。
薩摩錫器は腐敗を遅らせる成分や優れた気密性に定評があり、“維新の三傑”で知られる大久保利通も茶壷を愛用したエピソードを有します。出水市で茶道具の売買を検討するなら、茶人としても名を高めた島津義弘、そして薩摩錫器がポイントになってくるでしょう。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ出水市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、出水市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
楽家:楽吉左衛門(茶椀師)
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
飛来家:飛来一閑(一閑張細工師)
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
大西家:大西清右衛門(釜師)
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
中村家:中村宗哲(塗師)
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
駒澤家:駒澤利斎(指物師)
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
土田家:土田友湖(袋師)
仕覆・角帯・服紗などを専業に製作する袋師
黒田家:黒田正玄(竹細工/柄杓師)
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
永樂家:永楽善五郎(土風炉・焼物師)
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
中川家:中川浄益(金物師)
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
奥村家:奥村吉兵衛(表具師)
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
表千家や裏千家・武者小路千家からなる三千家をはじめ各流派の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、出水市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、鹿児島県出水市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。