私ども茶道具買取えんやでは鹿児島県日置市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。鹿児島県日置市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
鹿児島県日置市ならではの茶道具を説明するうえで、薩摩焼の名門「沈壽官」を抜きには語れないでしょう。西郷隆盛と並ぶ薩摩国の英雄「島津義弘」が、約400年前に朝鮮から多くの陶工を引き連れて薩摩焼に着手し、そのなかには沈家初代の当吉もいました。
また島津義弘は祖国の文化や風習を維持させるために、そのまま朝鮮で用いていた姓を名乗るよう命じたと伝えられています。ところが多くの朝鮮陶工の家系は幕末期に起きた薩英戦争で途絶えているため、沈家は残された数少ない技術を伝承する薩摩焼の窯元の1つなのです。時として利休十哲に数えられる島津義弘の息吹がかかった茶陶を、一子相伝のスタイルで現代に伝えています。
沈家は代々、島津家の御用窯を担ってきた歴史を持ち、その名を一躍世界に知らしめたのが12代当主の沈壽官です。明治維新から間もない時期に開催されたウィーン万博で、沈壽官の薩摩焼は多大な称賛を集めたといわれています。これを機に沈壽官を号とし、15代当主が2022年に韓国の地に出向いて話題になった「400年越しの墓参り」は記憶に新しいところです。
そんな沈壽官の茶道具といえば、遠州流も一目置く“白もん”こと白薩摩で知られ、近年では「杵型梅文蓋置」などが茶道誌で紹介されています。2020年には14代・沈壽官の茶道具群が、国民的鑑定テレビ番組において破格の値をつけ話題をさらいました。
【日置市での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。歴史的かつ希少性の高いお茶道具が高額で買取されます。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ日置市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。一方で昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、日置市においても例外ではありません。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永樂善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題に
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
茶千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。日置市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。長年お茶道具を鑑定してきた熟練の鑑定士が日置市のご自宅にお伺いさせていただき丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、鹿児島県日置市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。日置市の近隣エリアであれば、出張買取が可能です。蔵に眠っているお茶道具の在り方にお困りの際は、お声がけ下さいませ。