私ども茶道具買取えんやでは香川県坂出市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。香川県坂出市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
本州との間を瀬戸大橋で結び、四国の玄関口に位置する香川県坂出市。その顔が、四国有数の収益を上げる“番の州臨海工業地帯”です。この大型コンビナートは、昭和の高度経済成長期に埋め立て産業地としてスタート。これによって当時は瀬戸内海に浮かんでいた柿本人麻呂ゆかりの沙弥島と、陸続きになった歴史を有します。
沙弥島は柿本人麻呂が長歌を残して以来、地元では「万葉の島」と呼ばれ親しまれてきました。また瀬戸内国際芸術祭の一会場も担う沙弥島は、同イベントにちなんだ「万葉茶会」を開くことでも有名です。坂出市を活動拠点とする「市民煎茶グループ曙」が企画しており、瀬戸内国際芸術祭2022で披露した点前は記憶に新しいところ。
ちなみに同じ“番の州”では、裏千家が亭主を務める「瀬戸大橋展望茶会」も30年以上の歴史を持つ坂出市の春の定番イベントとして知られています。それ以外では、坂出市の観光名所の1つ「香風園」で開催される茶会も人気イベントです。
JR坂出駅の近くに構える香風園は、明治末期に建てられた日本庭園や茶室などを備える癒しスポット。四国の経済史に名を残す稀代の実業家「鎌田勝太郎」が建設し、近年になり坂出市が再整備に携わったことで市民の憩いの場として生まれ変わった経緯があります。なお鎌田勝太郎といえば、坂出市の名物である鎌田醤油を全国区にした郷土の著名人です。
こうした一方、坂出駅の1つ隣の八十場駅がある西庄町には、日本武尊の「蘇生伝説」に端を発し、古くから四国遍路で人が行き交う「八十蘇場」も。この地には1700年代半ばの創業以来、蘇生伝説が語り継がれる湧水「八十蘇場の清水」を用いて拵える “名物ところてん”で知られています。
蘇生伝説とは日本武尊の家来80人が魚の毒に犯された際、八十蘇場の清水を飲んで回復した、というエピソード。八十蘇場の清水は、しばしば茶事にも採用されているのだとか。こうした背景を知ると、坂出市で茶会がにぎわう理由も頷けるのではないでしょうか。
【坂出市での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。歴史的かつ希少性の高いお茶道具が高額で買取されます。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ坂出市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。また、茶道具は歴史を有するものですが、坂出市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、坂出市においても例外ではありません。表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。坂出市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
中川家:中川浄益をはじめ、「駒沢利斎(指物師)」「奥村吉兵衛(表具師)」「大西清右衛門(釜師)」「飛来 一閑(一 閑 張 細 工 師)」「土田久湖(袋師)」「黒田正玄(竹 細 工 / 柄 杓 師)」「中村宗哲(塗師)」「樂吉左衞門(茶碗師)」「永樂善五郎(焼物師/土風炉)」を含む10職家の事を千家十職と言います。坂出市にお住まいの方で千家十職が制作したお茶道具の売却を検討されている場合は、茶道具買取えんやにお声がけ下さいませ。
表千家や裏千家・武者小路千家の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も坂出市において対応しております。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、香川県坂出市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。