私ども茶道具買取えんやでは岩手県奥州市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。岩手県奥州市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
岩手県奥州市は文化財の継承や創造事業が盛んで、その代表的な取り組みの1つに挙げられるのが茶道の普及活動です。主に表千家や裏千家が中心となって、茶会あるいは茶道教室などで茶道文化を今に伝えています。なかでも、表千家が講師を務める「おうしゅう伝統文化親子茶道教室」(奥州市文化会館)はメディアで報じられるほどの盛況ぶり。
裏千家も2018年に奥州市文化会館で開かられた「台湾学生との交流茶会」が話題をさらいました。これは裏千家淡交会水沢茶道会が設けたもので、南部鉄器を用いた薄茶のもてなしが台湾学生の関心を高めたそうです。そのほか裏千家の茶会は、奥州市武家住宅資料館や斎藤實記念館でも行われています。
奥州市の文化的テーマパーク「歴史公園えさし藤原の郷」(江刺地区)では、夏場に開かられた優雅な「浴衣茶会」が耳目を集めました。同テーマパークといえば、真田丸に見られるNHK大河ドラマの常連ロケ地として知られているだけに、浴衣茶会は「インスタ映えする」とSNS上でも沸いたほど。こうした風土を知ると、奥州市民における茶道具のコレクション事情も気になるところです。
茶道具買取えんやでは、茶の湯(表千家・裏千家)との接点を多く持つ奥州市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、奥州市においても例外ではありません。
【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められるようになったのは1780年前後のため、その歴史は250年といったところでしょう。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、その伝統は現代まで継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。
ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師との兼用で活路を見つけます。その際、樂家=樂焼と区別するために「永樂善五郎」を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。
了全以降は土風炉師にとどまらず、茶碗を中心とする茶道具の伝世品(古くから実用されてきている日常的かつ歴史的作品)も多く残していきます。千家十職としての善五郎の値打はもちろん、現存する「西村善五郎作」の土風炉にも同程度以上の価値がつくといわれているほどです。善五郎は総称であり、その呼び名は現在「永樂善五郎」として統一されていますが、開祖以来の功績を称え「西村善五郎」を千家十職とする歴史研究家も少なくありません。
永樂善五郎をはじめ、「駒澤利斎」「奥村吉兵衛」「飛来一閃」「大西清右衛門」「黒田正玄」「土田友湖」「中川浄益」「中村宗哲」「樂吉左衛門」の10の職家は、わび茶の完成者として誰もが知っている茶聖「千利休」の茶道を正統に受け継いだいる三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)専属の職家として、家元の好むお茶道具を制作しています。
表千家や裏千家・武者小路千家の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、岩手県奥州市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。特に、表千家14代目「而妙斎」、15代目「猶有斎」や裏千家15代目「鵬雲斎」、16代目「坐忘斎」が使用する千家十職作品は価値がございます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、奥州市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。