津幡町茶道具買取査定

　金沢市のベッドタウン「津幡町」。金沢市への通勤率が県内トップクラスといわれているだけに、加賀藩前田家ゆかりの茶道具を直で触れたり、所有していたりする石川県津幡町民は少なくないでしょう。特に茶道具の愛好家であれば、金沢市の大樋美術館は外せない場所の1つです。

　大樋美術館は、大樋長左衛門窯などを兼ねた大樋焼家元の本拠地。金沢の地に約350年と根ざす、歴代の大樋焼の数々が展示されています。大樋長左衛門とは歴代の大樋焼家元の号で、初代は京都の陶芸家として一目置かれた土師長左衛門。加賀5代藩主・前田綱紀が京都から仙叟宗室を招いた際、伴わせた長左衛門に大樋村（現・金沢市大樋町）で作陶を命じ、これが由来のルーツになったと伝えられています。

　京都時代の長左衛門は千家十職の楽焼4代・一入の高弟として名をはせてはいたものの、仙叟宗室の卓抜した先見性により、一門人から大家へと飛躍することに。その後、仙叟宗室は加賀と京都の二重生活を繰り返し、土師長左衛門は大樋焼の開祖として新天地にとどまりました。大樋長左衛門の茶碗は、10代・大樋陶冶斎が人気傾向ですが、初代の価値に注目する専門家も多くいます。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ津幡町で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。一方で昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、津幡町においても例外ではありません。

【茶道具売却における千家十職一覧】
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを専業で製作する袋師
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。津幡町を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。

　茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、石川県津幡町という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウに津幡町のお客様より定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。専門の鑑定士が津幡町のご自宅までお伺いさせていただきます。