私ども茶道具買取えんやでは石川県七尾市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。石川県七尾市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取(石川県金沢店)、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
石川県七尾市は山間から海上を一望できる、能登半島有数の風光明媚な城下町。そんな七尾市の茶道文化といえば、実は千利休より前に確立されていたものの、余り世間では知られていないようです。
七尾市の茶道ルーツは、千利休の“侘び寂び”が台頭していく約50年前に遡ると伝えられています。かつての七尾城を拠点とした能登畠山家のなかでも、7代・畠山義総が七尾市に茶道文化を定着させたトップランナーで、その側近にあった円山梅雪(丸山梅雪)も当時の大茶人。
畠山義総は七尾の文化発展に向けて京都から多くの教養者を招き、その1人が千利休の前に茶人として名を馳せていた円山梅雪です。七尾城跡からは畠山義総に関連する茶道具が多く発見されていることから、当時は頻繁に茶会が開かれていたといわれています。北陸屈指の“山城”こと七尾城に対し、湾岸部に形成された城下町でも時代を物語る茶道文化が名残をとどめています。
七尾市小島町に鎮座する本行寺です。円山梅雪が開基とされており、境内に設けられた茶室「きく亭」は前田利家を招いたことで知られています。同寺院からは、そうした茶席や茶会の記録にとどまらず、円山梅雪が愛用した茶道具の数々も見つかっているそうです。
畠山義総や円山梅雪の茶道具は、日本の知られざる茶の湯を明らかにする貴重な証拠品のため、千利休を上回る代物も珍しくないといわれています。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ七尾市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は、各流派の家元が好むお茶道具を専属で製作する千家十職作品の買取頻度が高まるなか、七尾市においても例外ではありません。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを専業に製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、七尾市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、石川県七尾市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。