恵庭市茶道具買取査定

　裏千家の茶道が浸透する北海道恵庭市。北海道文教大学の茶道部をはじめ、恵庭市民会館で開催されている裏千家の市民講座も好評のようです。かつて道の駅「花ロードえにわ」では、裏千家・苫小牧青年部による東日本大震災の追善茶会が恒例イベントでした。

　全国に淡交会を設ける裏千家は、北海道でも前述した苫小牧青年部ように複数の支部を抱えています。そんな裏千家において一番の要所を担うのが、京都に構える今日庵です。名茶室「今日庵」を主に、敷地内には茶道会館や茶道資料館などが揃います。

　裏千家の収蔵する茶道具に関しても、樂家初代・長次郎作の黒楽茶碗「シコロヒキ」、裏千家4代目家元・千仙叟による赤茶碗「イカ栗」といった国宝クラスの優品が目白押し。千仙叟といえば実質上では裏千家を興した茶人＝本来は初代のところ、千利休を開祖することから4代目になるそうです。また家元でありながら、多くの名茶道具を残したことでも知られています。裏千家ゆかりの茶道具は、買取相場で高値になりやすい傾向があるため、覚えておくと役立つかもしれません。裏千家の歴代家元が愛用していた茶道具の中でも、5代目「不休斎」8代目「又玄斎」11代目「玄々斎」12代目「又玅斎」、14代目「而妙斎」15代目「猶有斎」のお茶道具は常に高価買取しております。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ恵庭市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は、裏千家のみならず、表千家・武者小路千家の家元のお茶道具を専属で制作する千家十職の買取頻度が高まるなか、恵庭市においても例外ではありません。

【茶道具売却における千家十職一覧】
・永樂善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題に
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを制作するする袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作

　茶聖「千利休」の茶流を継いだ三千家（表千家・裏千家・武者小路千家）の家元が「点前（てまえ）」の際に用いる道具（茶碗・茶釜・風炉先屏風・柄杓・水指・茶巾・茶器・茶入・棗・茶杓・建水・香合・花入）の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。古くから茶道文化が存在している恵庭市には、茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。

　茶道具は歴史を有するものですが、恵庭市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　歴史的価値を持つ茶器に限らず、古代中国・朝鮮の茶道具の買取が多いのも、恵庭市が古くより中国・朝鮮などとの関係性があったからだと考えられます。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。熟練の茶道具専門の鑑定士が、北海道恵庭市のご自宅にお伺いさせて頂き1点1点大切に査定買取させて頂きます。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。