東広島市茶道具買取査定

　広島県東広島市における茶の湯文化は、賀茂鶴酒造迎賓館で開かれる茶会が象徴的。近年では、遠州流茶道呉支部の記念茶会が、盛大に開催されたことでも知られています。なお同館は元々、広島が誇る日本画家「児玉希望」の旧宅で、それを2003年に数寄屋建築の茶室として改修。その際に監修者として立ち会ったのが、これまた広島を中心に茶道流派を展開する上田宗箇流の家元「上田宗冏」です。

　上田宗箇流は安土桃山時代の「開祖・千利休」と古い歴史を有する老舗流派の1つで、茶の湯のみならず、茶道具の製造も伝承している二刀流が特徴。実際に上田宗冏も桃山時代から伝わる丹波耳付水差や織部沓形茶碗といった稀有な茶道具を所持するほか、自ら御庭焼の茶碗だったり、竹茶杓だったりを手がけています。

　賀茂鶴酒造迎賓館の茶室を軸に、遠州流茶道呉支部と上田宗箇流という二大流派がつながりをみせる東広島市。これだけの風土をもってすれば、東広島市民に茶道具コレクターが多いのも頷けそうなところです。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ東広島市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、東広島市においても例外ではありません。

【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。

【千家十職のご紹介】
楽吉左衛門（茶椀師）
土田友湖（袋師）
飛来一閑（一閑張細工師）
黒田正玄（竹細工・柄杓師）
駒澤利斎（指物師）
中村宗哲（塗師）
大西清右衛門（釜師）
中川浄益（金物師）
永樂善五郎（土風炉・焼物師）
奥村吉兵衛（表具師）

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。

　茶道具は歴史を有するものですが、東広島市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、東広島市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。