伊勢崎市茶道具買取査定

　群馬県伊勢崎市には、茶陶および茶道業界で一目を置かれる伝統工芸「伊勢崎桐箱」があります。群馬県ふるさと伝統工芸士にも認定されている伊勢崎桐箱は、県内の担い手が少ないことから、その需要は全国に及び、希少価値ともいわれています。茶道具関連でいえば、茶の湯一般には茶箱、表千家他各流派では、箱書として用いられるのが桐箱です。伊勢崎桐箱も、そうした茶の湯の名家などからの依頼が少なくありません。

　一方、かつての伊勢崎藩は、江戸時代に多くの茶人を輩出した歴史もあるといわれています。開祖は茶の湯の名門「石州流」とされ、その系譜を継ぐ鎮信派と野田派が伊勢崎藩に大きな影響をもたらしたようです。その歴史を現代に伝える觴華庵（伊勢崎市三光町）では、定期的に茶会や茶道教室を開くなどの活動をされています。

　茶道具買取えんやでは、茶道との接点が古くからあり茶人も多く輩出している、群馬県伊勢崎市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。近年は、家元の専属職人である千家十職の買取頻度が増えており、伊勢崎市においても例外ではありません。

【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められるようになったのは1780年前後といわれています。千家十職としての歴史は約240年です。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、現在まで伝統は継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。

　ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師と兼用できる活路を見つけます。その際、樂家＝樂焼と区別するために永樂善五郎を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。

　了全以降は土風炉師にとどまらず、茶碗を中心とする茶道具の伝世品（古くから実用されてきている日常的かつ歴史的作品）も多く残していきます。千家十職としての善五郎の値打はもちろん、現存する「西村善五郎作」の土風炉にも同程度以上の価値がつくといわれているほどです。先代から数えられているため開祖に敬意を表し西村善五郎を千家十職とする歴史研究家も少なくありません。

　表千家や裏千家・武者小路千家からなる三千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。

　茶道具の歴史は長く、群馬県伊勢崎市での活動に見られるように、近年は茶道自体が一般的にも、気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、群馬県伊勢崎市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶など多岐にわたります。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。