私ども茶道具買取えんやでは岐阜県山県市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。岐阜県山県市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
岐阜県山県市ゆかりの茶道に精通した文化人に、仏教学者の古田紹欽(しょうきん)が挙げられます。古田紹欽は昭和全般にかけて、禅思想を深めた栄典受章者です。明治末に現在の山県市で生まれた古田紹欽は幼くして父を亡くしたことから、地元の名刹「東光寺」で禅の修行を積みます。このことが、のちの仏教や禅の研究につながる原体験になったといわれています。
後年は禅を通した茶の湯の知識も深め、茶道関連の著書まで刊行したほどです。また美濃ゆかりの禅僧、仙厓義梵(せんがいぎぼん)の研究にも定評があります。2003年には山県市洞田に、茶室などを有する「文化の里 古田紹欽記念館」が設立。山県市民の茶会や茶道教室の場として親しまれているそうです。
こうした一方、山県市を含む美濃地方で古田姓といえば、古田織部が知られています。古田織部は隣の本巣市が生誕地とされ、実際にこの周辺地域には古田姓も多いそうです。なお古田紹欽が古田織部の末裔といった血縁的なことについては、明らかにされていません。
そんな古田織部で補足すると、山県市では“総じて美濃焼”が茶道具の買取市場に出回る傾向にあります。これは一口に美濃焼と言っても、系統や作成された年代で価値が異なる上、実際に真贋も存在するため流通量が多いのです。美濃焼の高価な茶道具は桃山茶陶が代表的で、桃山時代に制作された「志野焼」や「織部焼」は保存状態などにもよりますが、高く評価される事が御座います。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ山県市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。また、茶道具は歴史を有するものですが、山県市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶
道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、山県市においても例外ではありません。表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。山県市を拠点とするハウスメーカーや工務店などが、施主から茶室の依頼を受けることが多いといわれているのも、それだけ茶道文化が浸透している証拠かもしれません。
【香炉の名手、千家十職の中川浄益】
脇役ながら、茶の湯には欠かせない香炉。一般に香炉は陶器や漆器で出来ていますが、千家十職の手がけるものは「金属」です。中川浄益は金物師を代々の生業としてきた、千家十職の職方の1つ。古くは3代目の時代に現代まで伝承されている鋳物の技術を確立し、建水や水指を中心とした多くの名茶道具を手がけています。
そんな中川浄益の手がける香炉は、季節によって傷みやすい香木に負担をかけないのが特徴です。これは鋳物が持つ金属成分による働きではあるものの、金物香炉は一長一短かつ簡単に作れるものではありません。
また初代に定評のあった薬鑵に見られる、鋳物特有の「地味な見た目」が、かつての中川浄益作品の主流とされるスタイルでした。ところが10代目の時代に、艶やかなまでの作品を手がけ、一子相伝ながらモデルチェンジを遂げています。その代表といわれるのが、樂家の11・12代目によって作成された盃の内張りに、中川浄益の10代目が金銀を施した「絵高麗写盃」です。これ以外には、純銀製の香炉も定評があります。
こうした10代目の活躍には、父である9代目の影響が大きくあったようです。9代目は明治の茶道衰退期にあった時代に、その根源とされる世の海外指向を逆手にとり、それまでの中川浄益にはない瀟洒な引手金具なども手がけていたといわれています。香炉に関しても従来の金属ではなく、青磁をベースとしたスタイリッシュな色合いの「青磁二見香炉」を残しています。
千家十職には、鋳師「中川浄益」以外に、指物師「駒澤利斎」、土風炉・焼物師「永樂善五郎」、表具師「奥村吉兵衛」、一閑張細工師「飛来一閑」、塗師「中村宗哲」、袋師「土田友湖」、楽焼茶碗「樂吉左衞門」、釜師「大西清右衛門」、竹細工・柄杓師「黒田正玄」の10の職家が表千家・裏千家・武者小路千家の家元に仕えております。山県市にお住いの方で千家十職の作品をお持ちの際は、是非お茶道具買取専門のえんやにお声がけ下さいませ。
その一方で実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、岐阜県山県市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。