私ども茶道具買取えんやでは岐阜県瑞穂市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。岐阜県瑞穂市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
岐阜県瑞穂市で茶道具を売買する際は、古田織部や金森宗和にゆかりのある茶器類に着目したいところです。古田織部は瑞穂市と隣接する、本巣市に生まれたといわれています。現在の織部駅付近が有力説です。30代後半で千利休から茶の湯を学び、間もなくして現在の土岐市や可児市などに出向き桃山陶の発展に注力しました。
この時期に誕生したのが、現代の茶陶を代表する「織部焼」です。豊臣秀吉の有能な家臣として、いわば出張スタイルで黒織部や青織部といった"歪な沓形”の茶碗を世に送り込みました。沓(くつ)とは靴の旧名で、履物を意味します。古田織部の織部焼は一見するとヨレヨレの履物のような、アンバンランスの形状が特徴的です。京都との二重生活を送っていた古田織部は、瑞穂市と隣接する安八町に信頼を寄せる家臣がいたことから、この周辺一帯で滞在していた記録もあります。
一方、金森宗和も岐阜県は高山出身で、古田織部の茶道に大きな影響を受けた1人です。金森宗和は祖父が千利休の門人で、父も利休の息子・道安から茶の湯を教わった系譜を受け継ぎ、自身も京都で茶人として名を馳せます。公家と交流を深めた金森宗和は、天皇家の出身者が代々住職に就く仁和寺での茶会を意図し、丹波から招いた陶工・野々村仁清に「御室焼」を指導。金銀彩をあしらった絢爛な御室焼は公家衆の評判を集め、現代では「姫宗和」と語り継がれています。
これら宗和流茶道は京都や金沢で隆盛し、のちに郷里の高山市にも根差していきました。こうした経緯もあってか、桃山陶の影に隠れながらも、金森宗和ゆかりの御室焼が高山市や本巣市、はたまた瑞穂市など岐阜県内に埋もれている、と推測する茶道具の専門家は少なくないようです。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ瑞穂市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、瑞穂市においても例外ではありません。
【千家十職の善五郎。その知られざる価値】
約400年を有する千家十職において、最も歴史が浅いとされる善五郎。千家十職に認められたのは1780年前後のため、その歴史は250年といったところでしょう。約400年の歴史を誇る他の千家十職とは肩を並べることはできないものの、その伝統は現代まで継承されています。とはいえ、土風炉師としての歴史は、他の千家十職と遜色ありません。今から約400年前に初代・西村宗禅が善五郎を名乗って以降、9代目まで西村善五郎として受け継がれます。
ところが直系である10代目・了全が18歳のとき、天明の大火に見舞われ西村家は全焼。了全は千家十職の名門である9代目楽吉左衛門・了入から陶技を学び、土風炉師との兼用で活路を見つけます。その際、樂家=樂焼と区別するために「永樂善五郎」を名乗ったとされています。この了全の働きは千家十職にも認められました。
了全以降は土風炉師にとどまらず、茶碗を中心とする茶道具の伝世品(古くから実用されてきている日常的かつ歴史的作品)も多く残していきます。
千家十職には、土風炉・焼物師「永樂善五郎」以外に、指物師「駒澤利斎」、楽焼茶碗「樂吉左衞門」、表具師「奥村吉兵衛」、一閑張細工師「飛来一閑」、塗師「中村宗哲」、袋師「土田友湖」、鋳師「中川浄益」、釜師「大西清右衛門」、竹細工・柄杓師「黒田正玄」の中の職家が表千家・裏千家・武者小路千家の家元に仕えております。瑞穂市にお住いの方で千家十職の作品をお持ちの際は、是非お茶道具買取専門のえんやにお声がけ下さいませ。
茶道具は歴史を有するものですが、瑞穂市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、岐阜県瑞穂市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。