私ども茶道具買取えんやでは岐阜県飛騨市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。岐阜県飛騨市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
岐阜県飛騨市のホットな話題といえば、2023年にリニューアルを遂げた人気観光スポットの神岡城(東町城址)です。このリニューアルに伴う野点(野外茶会)も、城郭に面する合掌造りの旧松葉家で開かれました。実は約440年前にも、神岡城は改修されています。この地では飛騨平定で知られる、武家茶人の金森長近です。築城も得意とした金森長近は、平定に伴い飛騨の鉱山開発においても功績を残した記録があります。
そんな金森長近は織田信長が8歳の時から従い続けて40年と少し、本能寺の変まで一筋という律儀な武将でもありました。信長の茶頭を務めていた同年代の千利休からも信頼され、茶の湯の薫陶も受けた金森長近。そして本能寺の変から9年後、今度は千利休までもが非業の最期を遂げます。現主君、豊臣秀吉との確執によるものでした。
ここで千利休の長男の身を案じた金森長近は動きます。諸説あるなか、金森長近は息子の千道安を匿うため、自身の居城である飛騨高山へと移す手配をとったとされています。これを機に後継の金森可重、および孫の重近(のちの金森宗和)は、千道安から茶の湯を学んだというのが今回の説です。
なお金森宗和はその後、京都に出て雅な茶道具で公家衆をもてなす我流の「姫宗和」が人気を博し、千利休や古田織部に次ぐ茶人として名を残しました。今日に息づく飛騨高山の茶道のルーツは、千利休と金森長近の師弟関係をつないだ“絆”にあるのかもしれません。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ飛騨市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、飛騨市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門(初代長次郎)
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
表千家や裏千家・武者小路千家をはじめ各茶道流派の家元が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も飛騨市で対応しております。
【飛騨市での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、茶掛軸、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。芸術的・希少的な価値がある物が高額で買取されます。
茶道具は歴史を有するものですが、飛騨市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、岐阜県飛騨市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウに飛騨市にお住いのお客様から定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。