私ども茶道具買取えんやでは岐阜県羽島市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。岐阜県羽島市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
岐阜県羽島市で茶道具を売買する際は、「織部焼」に狙いを定めてみるのも一手です。一口に織部焼と言っても、近現代に焼かれたものを含めると幅が無数に広がります。そこで今回は千利休に次ぐ茶人、古田織部にちなんだ茶器類をクローズアップ。桃山時代に制作された桃山陶器の「織部焼」は現代においても高く評価されており、その価値を高めたのは千利休七哲の一人でもある古田織部の指導によるものが大きいと言われております。桃山陶器には、「織部焼」以外に桃山時代に作られた「備前焼」「唐津焼」「黄瀬戸焼」「瀬戸黒焼」「志野焼」などがあります。
古田織部は岐阜県本巣市で武将の子として生まれ、24歳で織田信長に仕えて以来、本能寺の変(1582年)まで支えた与信ある家臣の1人。織田信長の上洛に伴い、古田織部は面識を持った千利休から茶の湯の手解きを受けていったと伝えられています。当時の千利休は60歳、古田織部は39歳。この約10年後に千利休は他界します。若くから織田信長に才能を買われた千利休は、信長随一の茶頭として名を世に知らしめ、利休七哲をはじめとする多くの門人も育てました。
この利休七哲の最後に数えられるのが古田織部です。なお、古田織部の前に数えられる利休七哲の1人「牧村利貞」とは、ともに信長に仕えた間柄で、懇意な関係にあったことでも知られています。牧村利貞は、羽島市と隣接する安八町を居城とした武将茶人です。
一方の古田織部は、本能寺の変を境に、豊臣秀吉の家臣として茶の湯の才能を発揮していくと同時に、信長の桃山陶プロジェクトの意志も受け継ぎます。京都から郷里の近くにある可児市や土岐市へと足を運んだ古田織部は、選ばれし10人の陶工に自身の茶陶技術を教えました。また自身の家臣が住む養老町に滞在したり、牧村利貞ゆかりの安八町周辺を歩いたりしたのも、この時期といわれています。こうした因果もあり、安八町や羽島市などにも織部黒や青織部といった桃山陶の織部焼が眠る、と推測する茶道具コレクターは少なくないそうです。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ羽島市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。一方で昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、羽島市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・永樂善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶碗や土風炉を専門に製作
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題に
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
・樂吉左衛門
樂焼の茶碗を作る茶碗師として、歴代の樂家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
茶千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具(茶碗・茶釜・風炉先屏風・柄杓・水指・茶巾・茶器・茶入・棗・茶杓・建水・香合・花入)の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。古くから茶道文化が存在している羽島市には、茶室を設ける寺社仏閣が歴史的な茶道具を所持するケースも多く、そうした買取実績も豊富です。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、岐阜県羽島市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも羽島市にお住まいの方から定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。