私ども茶道具買取えんやでは福井県あわら市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。福井県あわら市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
あわら市といえば、朝倉家由来の茶道文化が定着する福井県において、茶葉の産地として知られています。朝倉家が統治した室町時代~戦国の動乱にかけて、あわら市の金津城に座った溝江家。この金津地区を中心に茶文化が広まりました。その名残を現代に快活よくとどめているのが、1685年創業の茶舗「金津屋」です。
江戸時代に金津奉行を置いた福井藩主・松平家の御用達として、当初は茶葉の生産も行なっていたほど。また松平家にとどまらず、曹洞宗の大本山「永平寺」の御用達でもあり、金津屋が現代に息吹を強く残す理由も頷けるところです。現代にいたっては、表千家や裏千家の顧客を多く抱えると言います。
一方、あわら市の茶栽培は明治期に金字塔を打ち立てました。財政難のため茶の輸出に着目した福井藩は、幕末から茶栽培に本腰を入れ、由利公正という藩士を中心に産業化させていきます。鎖国の解禁に伴う時流ビジネスに狙いを定めた福井藩の目論見は的中し、アメリカをはじめとする販売ルートを確立。明治中期に開かれたシカゴ万博で銅賞を獲得すると、パリ万博では金賞に輝く快挙を成し遂げます。
こうして、あわら茶は一躍、世界に名を広めたものの、戦後の高度経済成長期に受けた豪雪被害により低迷を余儀なくされました。現代にいたっては、2016年頃から「あわら万博茶」の復興を目指す活動が始まっているそうです。あわら市ゆかりの茶道具に関しては、前述した溝江家や金津屋、そして福井藩の伝来品が買取市場に出回る傾向にあります。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つあわら市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、あわら市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門(初代長次郎)
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などの製作を専業とする袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も福井県あわら市で対応しております。その他にも、各流派の家元が愛用していたお茶道具をお持ちの際は、是非お声がけ下さいませ。
茶道具は歴史を有するものですが、あわら市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、あわら市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。