四国中央市茶道具買取査定

　愛媛県四国中央市では戦後にかけて、徐々に茶道具が普及していったといわれています。その火付け役とされているのが、昨今の四国中央市の特産品事情を支える新宮茶です。高度経済成長期に合わせるように、四国中央市の山間地域で生産が始まった新宮茶。地形的に、この地特有の「やまじ風」の影響を生かせることで、良質な茶栽培が続けられているそうです。

　各種品評会での受賞もさることながら、近年では近接する「富郷茶」とのブレンド商品化が話題になりました。こうした茶栽培の発展に伴い、市街地の茶舗などが扱う茶道具のグレードも上がりつつあるといわれています。

　四国中央市における高度経済成長期の発展といえば、狭小の平野部の湾岸沿いに形成されている工業地帯もその1つです。古くから製紙業が盛んで、高度経済成長期に台頭したのが今や全国区の大王製紙といわれています。同企業では、創業者夫人が茶の湯に造詣の深いこともあり、定期的に茶席を設けているそうです。四国中央市を占める、同企業の従業員数を考えると、こちらの取り組みも茶道、ひいては茶道具の普及の追い風になっている、といえるでしょう。

　茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ四国中央市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は、表千家・裏千家や武者小路千家からなる三千家をはじめ各流派の家元が使用するお茶道具を専属で製作する千家十職の買取頻度が高まるなか、四国中央市においても例外ではありません。

【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。

楽吉左衛門（茶椀師）
土田友湖（袋師）
飛来一閑（一閑張細工師）
黒田正玄（竹細工・柄杓師）
駒澤利斎（指物師）
中村宗哲（塗師）
大西清右衛門（釜師）
中川浄益（鋳師）
永樂善五郎（土風炉・焼物師）
奥村吉兵衛（表具師）

　表千家や裏千家が「点前（てまえ）」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。

　茶道具は歴史を有するものですが、四国中央市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。

　実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、愛媛県四国中央市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。

　まずは買取専用フリーダイヤル０１２０－８０８－８９６またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。